NBA選手の一試合最多アシスト王は?通算アシストランキングを発表!

NBA選手の一試合最多アシスト王は?通算アシストランキングを発表! 選手

NBAといえば、「派手なダンク!」という方、多いと思います。

私もNBAを見始めたきっかけは、そんな派手なゴールに魅力を感じたからでした。

しかし、NBAを見ていくうちに別の部分にも魅力を感じ始めました。

それが、ゴール直前の絶妙なパス、つまりアシストです!

アシストとは、得点に直接つながるパスのことを指します。

スラムダンクで言うと、ポイントガード(PG)の宮城リョータがアシスト上手いですね!

Ken
Ken

あのノールックパスが上手いし、カッコいいし…

NBAでは、この「アシスト」も得点と同じように、選手の記録としてカウントされます。

では、そんなNBAのアシスト王は誰でしょうか?

やはり宮城のようなPGの選手でしょうか?

いやいや、通算得点と同じように、まさかのレブロン・ジェームス?

今回の記事では、以下の内容をお伝えします!

・一試合の最多アシスト王って誰?
・通算アシスト数の1位は誰?
・最新のアシストランキングに起きている新たな変化とは?

ぜひご覧ください!

一試合の最多アシスト数ランキング

Ken
Ken

トップ10を発表します!

1位スコット・スカイルズ30アシスト
2位ケビン・ポーター29アシスト
3位ジョン・ストックトン
ガイ・ロジャース
ボブ・クージー
28アシスト
6位ジョン・ストックトン
ジェフ・ヒューストン
27アシスト
8位ジョン・ストックトン26アシスト
9位ラジョン・ロンド
ジェイソン・キッド 他6名
25アシスト

一試合30アシストの衝撃!スコット・スカイルズ

1位に輝いたのは、スコット・スカイルズ

スコット・スカイルズ
引用:Wikipedia スコット・スカイルズ

この記録が出たのは、1990年12月30日でした。

オーランド・マジックに所属していたスコットがデンバー・ナゲッツ相手に30アシストを記録しました。

バスケのフィールドゴールは、2点or 3点なので、スコットのアシストから「最低でも60点」が生まれたことになります!

さらに、この試合でスコット自身も22点をとっています

つまり、この試合、スコットが関わった得点が最低でも82点あるということです!

1試合100点が普通の当時のNBAでこの数字がいかにすごいかが分かってもらえるでしょうか。

ちなみにこの試合、マジックが155点もとって圧勝しています!

アシスト王 ジョン・ストックトン

このランキングに3度も登場するジョン・ストックトンは、NBAのシーズンアシスト王に歴代最多の9度輝いている、まさに「NBAのアシスト王」です!

ジョン・ストックトン
引用:Wikipedia ジョン・ストックトン

シーズンアシスト王とは…
レギュラーシーズンで1試合平均のアシスト数の最も高いプレーヤーに贈られるタイトル

ジョンは、19年間ユタ・ジャズでプレーし、さまざまなアシスト記録、スティール記録を残した名ポイントガードです!

1996年には、NBA50周年を記念した「50人の偉大な選手」の一人に選ばれ、2009年にはバスケットボール殿堂入りを果たしたレジェンドです。

特長は、コート全体を把握できる広い視野と正確なパスで、その力を存分に発揮してアシストを量産しました!

1987-88シーズンから、1995-96シーズンまで9シーズン連続でアシスト王を取り、それ以降誰にも破られない偉大な記録となっています!

歴代通算アシストランキング

Ken
Ken

次は歴代通算アシスト数のランキングです!

1位ジョン・ストックトン15806アシスト
2位ジェイソン・キッド12091アシスト
3位クリス・ポール※11731アシスト
4位レブロン・ジェームス※10800アシスト
5位スティーブ・ナッシュ10335アシスト
6位マーク・ジャクソン10334アシスト
7位マジック・ジョンソン10141アシスト
8位オスカー・ロバートソン9887アシスト
9位ラッセル・ウェストブルック※9407アシスト
10位アイザイア・トーマス9061アシスト
※現役選手

先ほど紹介したレジェンド、ジョン・ストックトンが歴代通算ランキングの1位でした!

アシスト王になった回数だけでなく、その通算アシスト数もずば抜けていますね。

Ryu
Ryu

ジョンすごいね!圧倒的!

また、7位に入ったのは、こちらもレジェンドのマジック・ジョンソン

マジック・ジョンソン
引用:Wikipedia マジック・ジョンソン

80年代を代表する名選手であり、歴代最高のポイントガードの一人です!
詳しくはこちらの記事をご覧ください!

このランキングに入った現役選手は3人でした。

すごいのは、ここでも入ってくる”キング”レブロン・ジェームス!

レブロン・ジェームス
引用:Wikipedia レブロン・ジェームス

通算得点で歴代1位にも関わらず、アシスト数でも歴代4位と、本当に彼中心にどれだけ点が入っているのか…と思う記録です。

また、他のランク入りした選手はみんなポイントガードという中、レブロンのポジションはフォワード

本来は「点を取るのが仕事」というポジションながら、アシストもできるということです。

Ken
Ken

まさにバスケットボール界の”キング”なんです!

注目選手その1!クリス・ポール

3位のクリス・ポールです。

クリス・ポール
引用:Wikipedia クリス・ポール

現在ゴールデンステイト・ウォリアーズに所属している38歳の大ベテランです。

イニシャルと、自身の背番号3を合わせた「CP3」が愛称です。

彼は現在のNBAでは非常に珍しくなってしまった「正統派ポイントガード」です。

Ryu
Ryu

正統派PGってどんなの選手?

Ken
Ken

明確な定義はないけど、こんな感じの選手です!

・チーム全体のプレーを決めて攻撃をコントロールする
・チームメイトに良いパスを供給し、ゴールをアシストする
・勝負所では自分でゴールを決めにいける

現在のNBAのPGの中心は、「スコアリングポイントガード」。

・自分でボールを、運んで自分でゴールを決められる
・チームのエースと呼ばれるくらい点を取る

つまり、今のPGは、「パスを出す」から「ゴールを決める」に主流が変化しているんです。

分かりやすいのはマーベリックスのルカ・ドンチッチや、ウォリアーズのステフィン・カリー

ルカ・ドンチッチ
引用:Wikipedia ルカ・ドンチッチ
ステフィン・カリー
引用:Wikipedia ステフィン・カリー

カリーは3ポイントの様々なNBA記録を持っています!
こちらの記事もどうぞ☟

このような変化の中、今でも正統派として君臨しているのがクリス・ポールです。

怪我が多く、試合を欠場することも多いですが、その正確なパスと、広い視野は現在もリーグ屈指です!

注目選手その2!スティーブ・ナッシュ

5位のスティーブ・ナッシュです。

スティーブ・ナッシュ
引用:Wikipedia スティーブ・ナッシュ

主にフェニックス・サンズでプレーし、アシスト王を5回受賞し、さらにシーズンMVPを2年連続で受賞した名PGです!

卓越したゲームメイキングとボールハンドリングを武器とし、さらに、高いシュートの技術を持つという最高峰の攻撃力を備えたポイントガードでした。

彼にとってもNBAにとっても大きな転機となったのが、2004年のシーズンです。

この年にサンズに加わったナッシュは、ヘッドコーチのマイク・ダントーニが目指すアップテンポなバスケに見事マッチ!

マイク・ダントーニ
引用:Wikipedia マイク・ダントーニ

サンズのこのスタイルは、「ラン&ガン」と呼ばれ、速攻と3ポイントを織りまぜることで、チームの平均得点を大幅に上げました

当時のNBAの1試合の平均得点は100点くらいでしたが、サンズはこのスタイルで平均110点を叩き出し、高い勝率を残します。

これがきっかけで、他のチームも攻撃力の向上に注力するようになり、NBA全体が大きく変わるきっかけとなりました。

Ryu
Ryu

ナッシュとヘッドコーチの2人がNBAを変えたってことだね

Ken
Ken

そうだね!3ポイントがガンガン打たれ始めるのも、これがきっかけです!

最新のアシストランキング(2024年2月)

Ken
Ken

最新の1試合平均アシストランキングです!

1位タイリース・ハリバートン11.7アシスト
2位トレイ・ヤング10.9アシスト
3位ルカ・ドンチッチ9.5アシスト
4位ニコラ・ヨキッチ8.9アシスト
5位ジェームズ・ハーデン8.4アシスト
6位ドマンタス・サボニス8.3アシスト
7位フレッド・バンブリート8.2アシスト
8位ジャ・モラント8.1アシスト
9位ラメロ・ボール8.0アシスト
10位レブロン・ジェームス7.8アシスト

キャリア最高のシーズンを送るハリバートン

1位のタイリース・ハリバートンは、インディアナ・ペイサーズのPGです。

タイリース・ハリバートン
引用:Wikipedia タイリース・ハリバートン

2020年のドラフトでNBA入りし、2022年からペイサーズに所属しています。

「クリス・ポールの後継者」とも呼ばれる正統派に近いPGで、

やはり特筆すべきはその視野の広さと、チームメイトを活かす能力だと思います。

また現代NBAでは必須能力となっている3ポイントシュートについても、今季成功率が40%と十分な成績を残しています!

そんなプロ4年目の今季は自身最高の成績を残し続けています!

・43得点&12アシスト!(2023/11/5)
・20アシスト!(2023/12/29)

Ken
Ken

まだ23歳の超若手選手なので、これからの成長が楽しみです!

スコアリングポイントガードだらけのランキング!

先ほど紹介した、

チームのエース並みに得点を重ねる「スコアリングポイントガード」が多数ランクインしています。

つまり、今のNBAのPGはスコアリングポイントガードでありながら、しっかりアシストも出してチームメイトも活かせるハイブリッド型になっているということです。

例えば…

2位のヤングは、現在得点ランキングで11位(1試合平均26.7点)。
3位のドンチッチは、現在得点ランキングでなんと首位独走中(1試合平均34.2点)!

このようにPGの特徴を見るだけでもNBAの進化を知ることができます!

センターがアシスト王に!?

それとこのランキングで驚きなのが、4位のヨキッチと、6位のサボニスのように、

ゴール下を守るセンター(C)というポジションのビッグマンがランキングに入っていることです!

本来センターとはゴール下に立って、そこでボールを受け取ってシュートを打ったり、チームメイトのシュートのリバウンドを取りに行ったりするのが本業のはず。

しかし今のNBAは、そのセンターがボールを運び、アシストを出すんです。

その代表ともいえるのが、4位のヨキッチ!

ニコラ・ヨキッチ
引用:Wikipedia ニコラ・ヨキッチ

センターがボールを運び、アシストを出すという近年の流れを作り出した張本人です。

どこがそんなにすごいのかというと…

・視野が非常に広い
・常に3手先を読むと言われる、高いバスケIQ
・片手での正確無比なパス(片手だからコート上のどこにでもパスを出せる)

全て書き切れませんが、これだけでもどれだけすごいか分かってもらえますでしょうか。

センターは、スラムダンクでいうと赤木剛憲(ゴリ)なんですが、

そのゴリが宮城リョータのような視野の広さとパスセンスを兼ね備えている

そんなとんでもない選手がヨキッチなのです!

Ryu
Ryu

二刀流!すごい!

ヨキッチは2021、2022年と2年連続でシーズンMVP受賞

さらに、2023年はチームを念願のNBAチャンピオンに導き、自身はNBAファイナルMVPに輝きました! 

誰もが認めるNBAのスーパースターですね。

ちなみに…
ヨキッチのように、センターなのにPGのようなことができる
10位のレブロンのように、フォワードなのにPGのようなことができる
あるいは身長が2mを超しているのにPGができる
そんな選手のことを「ポジションレス」な選手と呼びます。

直訳すると、ポジションがないという意味なのですが、NBAでは「ポジションに縛られない」や「ポジションの枠を超えている」というニュアンスで使われます。

今はガードに限らず、ポジションレスな選手が本当に増えています。

これもまたNBAの進化!

そんな選手にも注目してみてください!

まとめ

今回はNBAのアシストに関するランキングを紹介しました!

歴代1位のジョン・ストックトンを超えられる選手はしばらく出てきそうにないくらい、偉大な記録でした。

しかし、最新のアシストランキングから、NBAの進化が見えました

戦略などが絶えず進化するのはもちろん、選手個々の能力プレースタイルも進化し続けています。

これもまたNBA観戦の魅力の一つとなっています!

そんなNBAを是非ご覧ください!

Ken
Ken

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