バスケットボールの3ポイントシュートは、外側のラインからゴールを決める長距離シュートになります。
遠いところからゴールを決めるシュートカッコいいですよね!
私が子供の頃は本当に全身の力を使って投げないとゴールまで届きませんでした…
でもそれがシュッとゴールに入る瞬間が最高に気持ち良かったんですよね!
みなさんもそんな思い出はありますか?
それと、3ポイントといえば、スラムダンクの三井寿ですね。
あの綺麗なシュートフォームと拳を突き上げるポーズがカッコ良すぎて、何度も真似しながら3ポイントを打ってました!
ちなみに、“最後まであきらめない男”三井といえば、
安西先生……!!バスケがしたいです……
という全マンガの中でも名言中の名言を残しています。
今回はそんな3ポイントシュートに関して、以下の内容をお伝えします!
- NBA選手の3ポイントの成功率ってどれくらいなの?
- 史上最も3ポイントを入れた選手は誰?
- 1シーズンで一番3ポイントを入れた選手は誰?
- 1試合の最多成功記録は何本?
ぜひご覧ください!
3ポイント成功率の平均ってどれくらい?
今シーズン(2023-24)の平均は、36.7%となっています!
つまり、3本打てば1本入るくらいの成功率ですね。
ちなみに、
2022-23シーズン:36.1%
2021-22シーズン:35.4%
となっていて、この10年くらいはどのシーズンも35%〜36%台が平均です。
成功率平均の歴史的な推移
直近10年を見ると大きな変化はありませんが、もっとさかのぼってみると以下のようになります。
2000年代:平均35%
1990年代:平均34%
1980年代:平均28%
1980年代は成功率も低いですが、そもそも3ポイントシュートを打つ回数も少なかったです。
それが、1990年代後半から徐々に3ポイントを打つ回数、そして成功率が上がってきます。
何か理由があるの?
実はNBAのルール変更が関係してるんだ!
3ポイントの歴史
そもそもNBAに3ポイントシュートが導入されたのが、1979-80シーズンです。
つまり、これ以前のNBAはどこからゴールを決めても2点…
だったら、みんなできるだけゴールに近いところからシュートを打ちたいですよね。
だからインサイド勝負なわけです!
それは、1979年に3ポイントが導入されても、すぐには変わりません。
従って、1980年代〜1990年代前半までは全然みんなスリーを打たないし、成功率も上がらないという時代となったのです。
しかし、そんなにインサイドで勝負ばっかしていると、どのチームもディフェンス力がどんどん上がってきます。
そうなると、リーグ全体で点がなかなか入らない状況になるわけです。
見ている人はつまらないね…
そうなんだよ。だからNBAは思い切ったルール変更をするよ!
3ポイントラインからゴールまでの距離が、従来は7.24mでした。
それを、ルール変更によって一気に6.7mに縮めます!
約50cmもゴールが近づいたことで、
そらスリー打つよね!
って流れになり、一気に3ポイントの試投数が増えるのです。
このルール変更が行われたのが、1994-95シーズン。
だから、これ以降は数が増え、技術の向上によって成功率も上がる時代となっていくのです。
1997年のシーズンから3ポイントの距離が元の7.24mに戻りますが、2000年代に入ると積極的にスリーを狙う、レイ・アレンのような3ポイントシューターが台頭してきます。
また、戦略としてスリーを積極的に打つチームも出てきたりして、現在のNBAへと繋がってくるわけです。
3ポイント成功数の歴代通算記録ランキング!
1位 | ステフィン・カリー※ | 3624本 |
2位 | レイ・アレン | 2973本 |
3位 | ジェームス・ハーデン※ | 2883本 |
4位 | レジー・ミラー | 2560本 |
5位 | デイミアン・リラード※ | 2528本 |
6位 | カイル・コーヴァー | 2450本 |
7位 | クレイ・トンプソン※ | 2365本 |
8位 | レブロン・ジェームス※ | 2362本 |
9位 | ヴィンス・カーター | 2290本 |
10位 | ジェイソン・テリー | 2282本 |
注目選手1!ステフィン・カリー
このランキングで突出しているのが、やはり1位のステフィン・カリーです。
2位のレイ・アレンを700本以上上回っている上、まだ現役なのでこれからもこの数字は増えていきます。
なんでこんなにすごい記録になっているの?
簡単にいうと、3ポイントシュートの数と正確性だよ!
まず、3ポイントシュートの数ですが、カリーは1試合あたりの3ポイントシュートの平均試投数が11本となっています。
2020年のシーズンはキャリアハイの12.7本も記録しています。
これがどれだけすごい数かというと…
そもそも1試合平均で10本以上スリーを打つ選手がリーグにはほとんどいません。
いたとしても、カリー以外に1〜2人いるくらいです。
ちなみに歴代2位のレイ・アレンはキャリア平均7本くらいです。
カリーとは1試合で4本の差ですが、シーズン全体で見ると300本以上もの差になるわけです。
もう一つの要因が、その正確性です。
先ほど紹介したように、今シーズンのNBAの3ポイントの成功率平均は36.7%です。
これに対して、カリーの成功率はなんと42.1%の平均を現在出しています!
さらに!なんとキャリア平均でも42.7%の成功率を誇ります!
ちなみに2位のレイ・アレンは平均40%です。
このように、圧倒的な試投数と正確性が合わさり、カリーが歴代ランキングの1位を独走しているのです。
注目選手2!クレイ・トンプソン
7位に入ったクレイ・トンプソンはカリーと同じ、ゴールデンステイト・ウォリアーズに所属しています。
ポジションはシューティングガードで、カリーと2人でウォリアーズのガードを支えています。
トンプソンもカリーと同じように、NBA史上最高のシューターの1人と評価されるほどの選手で、カリーとのコンビは「スプラッシュブラザーズ」の愛称で知られています。
クレイも3ポイント成功率が高く、キャリア平均で約40%を記録しています。
キャッチアンドシュートを得意とし、パスを貰ってから、素早くシュートまで持っていくので、ディフェンスする方も大変です。
そんなクレイは3ポイントに関する以下の記録を持っています。
・1クォーター3ポイントシュート最多成功数(12本)
・1プレーオフ3ポイントシュート最多成功数(98本)
1クォーターで12本も!?
そうだよ!これだけで36点とったということだね!
3ポイント成功数のシーズン最多記録ランキング!
1位 | ステフィン・カリー※(2016) | 402本 |
2位 | ジェームス・ハーデン※(2019) | 378本 |
3位 | ステフィン・カリー※(2019) | 354本 |
4位 | ステフィン・カリー※(2021) | 337本 |
5位 | ステフィン・カリー※(2017) | 324本 |
6位 | クレイ・トンプソン※(2023) | 301本 |
7位 | ジェームス・ハーデン※(2020) | 299本 |
8位 | ポール・ジョージ※(2019) | 292本 |
9位 | バディ・ヒールド※(2023) | 288本 |
10位 | ステフィン・カリー※(2015) | 286本 |
続いて、1シーズンの3ポイントの最多記録数ですが、
こちらもステフィン・カリーが402本で堂々の第1位でした!
ランキングを見ていると本当にカリーだらけです。
直近10年のうち、6年はカリーが年間最多数を記録しており、もはやカリー=3ポイントという感じになっています。
また、2位に入ったジェームス・ハーデンも3ポイントの名手です。
こちらも直近10年のうち3年で最多記録をとっています。
ランキングを見てもらって分かる通り、シーズン最多ランキングは現役選手のみで構成されています。
それだけ3ポイントが急増したのが近年だということです。
本当に今のNBAは3ポイントシュートが重要なんですね!
ちなみに2Pも含めた通算得点ランキングではカリーが5位、ハーデンが3位と、ハーデンの方が多く点を取ってるね!☟
3ポイントの1試合の最多記録ランキングは?
1位 | クレイ・トンプソン※(2018) | 14本 |
2位 | デイミアン・リラード(※(2023) | 13本 |
ザック・ラヴィーン※(2019) | 13本 | |
ステフィン・カリー※(2016) | 13本 | |
3位 | キーガン・マレー※(2023) | 12本 |
クレイ・トンプソン※(2023) | 12本 | |
ステフィン・カリー※(2016) | 12本 | |
ドニエル・マーシャル(2005) | 12本 | |
コービー・ブライアント(2003) | 12本 |
1試合の記録もカリーが1位かと思いきや、これはクレイが1位となりました!
この試合は先ほど書いた1クォーターの最多記録を出した試合と同じ試合です。
本人はこの試合の時、
と語っていました。
2位以下はカリーの他にも、いろんな選手の名前が並びました!
一番若い選手は、キーガン・マレーでまだ23歳の選手です。
アイオワ大学からサクラメント・キングスに入団後、ルーキーイヤーにいきなり3ポイントを206本決めました。
これからが楽しみすぎる選手で、期待大です!
まとめ
今回はNBA選手の3ポイントの成功率平均と、歴代の記録について紹介しました。
近年のNBAは3ポイントがかなり重視されるようになっています。
そのため、多くの記録が現役選手ばかりになっています。
このように戦略が絶えず変化し、それに合わせてチームも個人も変化・進化していくのも、NBAの魅力の一つです!
そういった変化の中で新たなスターが次々と現れてきます。
今回紹介した3ポイントにも注目して、ぜひNBAを観てみてください!
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