八村塁の特徴とプレースタイルは?最新データから分かる成長と変化!

八村塁の特徴とプレースタイルは?最新データから分かる成長と変化! 選手

八村塁はNBAのロサンゼルス・レイカーズに所属する日本人選手です!

彼がNBA入りしてからテレビのスポーツニュース等で映像がよく流れるようになったので、プレーを見たことがある人も多いかもしれません。

また、ソフトバンクなどのCMにも起用されていますので、顔はわかるという人もいるのではないでしょうか。

では、そんな八村選手のプレーの特徴をご存知でしょうか?

パワー型?スピード型?それともテクニック型?

そんな今回は以下の内容を紹介します!

・八村塁ってどんな選手?

・オフェンスとディフェンスの特徴は?

ぜひご覧ください!

八村塁のプロフィール

チェック

まず、八村塁の基本的なプロフィールを紹介します!

基本的なプロフィール

八村塁
引用元:Wikipedia 八村塁

八村塁は富山県出身。

父親がベナン人、母親が日本人で、生まれてから高校までを日本で過ごしました!

2016年にアメリカのゴンザガ大学に進学し、NCAAで大活躍します!

NCAAとは?

全米大学体育協会のことで、アメリカの大学スポーツを統括する組織。

大学運動協会としては世界最大規模!

大学生ながらNCAA主催の大会はテレビ中継されるなど、プロに負けない人気を誇る

その後、2019年のNBAドラフトでワシントン・ウィザーズから1巡目9位で指名される。

これは日本人として初めてNBAドラフト1巡目での指名となりました!

2023年にはロサンゼルス・レイカーズに移籍し、現在に至ります。

ポジションはパワーフォワード(PF)、またはスモールフォワード(SF)です。

八村が指名された2019年のNBAドラフトについては、こちらで詳しく紹介しています!

八村塁は練習の鬼!?

八村塁がバスケを始めたのは中学になってから。

第一線で活躍する選手の中では遅いくらいのスタートです。

しかし、チームNo.1の練習量を中学の3年間続け、高校進学後もそれは変わらなかったそうです。

高校時代の全国大会3連覇などの栄誉の下には、積み重ねてきたとてつもない努力という土台があったのです

そんな八村の練習量はゴンザガ大学に進学後も変わらず、

朝練を日課とし、「誰よりも早く来て、遅く帰る」という日々だったそうです。

Ryu
Ryu

すごい!本当に練習の鬼だね

Ken
Ken

本当に努力の天才なんだよね。尊敬します!

八村塁フィジカル面の特徴

ジム

バスケといえば接触プレーがたくさんあるスポーツ。

そのため、NBAで戦うにはフィジカルの強さが絶対に必要です。

この項目では八村塁のフィジカル面を分析します!

身体能力

八村塁は、「身長203.2cm/体重104.3kg」という日本人離れした体格をしています!

今季(2023-24)のNBA全選手の平均身長が約199cm、平均体重が98kgなので、NBAでも十分に戦える体格であることがわかります。

それに加えて八村がすごいのは「ウィングスパン」です!

ウイングスパン

ウィングスパンとは?

両腕を左右に広げたときの片方の腕の指先からもう片方の腕の指先までの長さ

腕の長さやリーチを測る一つの基準であり、バスケでは身長以上に重要と言われる

一般的な成人男性のウィングスパンは「身長+5cm」とされる

八村は身長203cmに対し、ウィングスパンがまさかの218cm

なんと身長を15cmも上回ります。

これだけウィングスパンが長いとディフェンスやリバウンドでは有利となります!

さらに、八村はジャンプ力もあるので、守備面ではこの身体能力を存分に発揮できるのです。

体幹と筋力

八村塁は強靭な体幹と筋力を持ち、特に体幹の強さはNBAでも有名です。

ヨキッチやザイオンのような自分より20kg以上も体重の重い選手とぶつかっても、弾き飛ばされることなく対等に渡り合えます。

体幹の強さは当然オフェンスでも発揮されます。

特にインサイドに切り込んでのシュートはディフェンダーとの強い接触が必ず生じるので、それに対して体がブレずにシュートまで行かなければなりません。

この状況での八村のプレーがこちらです!

ダンクに行く前に相手ディフェンスが強く八村に当たってきますが、八村が逆に弾き飛ばしているのがわかるでしょうか?

これが八村塁の体幹の強さです!

八村塁プレー面の特徴

ポイント
Ken
Ken

八村選手のプレーにはどんな特徴があるのか紹介します!

オフェンスの特徴

八村塁のオフェンス面での最大の特徴は得点力です!

バスケの得点は、インサイド(ゴール下)、ミドルレンジ、アウトサイド(3ポイント)、フリースローの4パターンから生まれます。

この中で八村が最も優れているのは「ミドルレンジ」です!

最大の武器ミドルレンジシュート!

八村自身、2022年のインタビューで「僕の強みはミドルレンジ」と発言しています。

そんな「ミドルレンジ」というのは、下の赤いエリアを指します。

ミドルレンジ

インサイドとアウトサイドの間と思ってもらえたらいいです。

次の表は八村のミドルレンジの成功率推移です。

リーグ平均2023-242022-23
ミドル成功率約40%41.9%48.1%

2022-23シーズンは脅威の成功率を残し、この記録はリーグ全体でも5位に入る成功率でした!

実はこのエリアは、得点効率が悪いのでなるべく打たないようにするのがNBAのセオリーです。

しかし、このエリアのシュート成功率が高いと、得点増だけでなく次のようなメリットがあります。

ディフェンスを引き寄せることができる

ミドルレンジシュートの得意な選手に対しては、ディフェンダーはその選手に密着せざるを得なくなります。これによって、相手ディフェンスを自分の近くに引き寄せることができます。結果、他のチームメイトが動けるスペースが広がり、戦術バリエーションが広がります。

クラッチタイムでの活用

ミドルレンジシュートは、ディフェンスが固まりやすい状況でもシュートまで持っていける場合が多いです。クラッチタイム(=試合終盤)はインサイドがディフェンスでガチガチに固められるので、ミドルレンジが得意な選手はその時間に貴重なシュートを決めれるパターンが多いです。また、この状況でも①のように相手ディフェンスを自分に引き寄せ、インサイドが空いた瞬間に味方にパスを出すこともできます。

ゲームプランを柔軟に組むことができる

ミドルレンジシュートを安定して決められることで、対戦相手のディフェンス戦術に応じて柔軟に攻撃プランを変えることができます。相手がペイントエリアを固めてくる場合や、3ポイントラインを強く守る場合でも、有効な攻撃手段となります。

つまり、ミドルレンジシュートの成功率が高いということは、自身の得点を増やす効果だけでなく、

チーム全体の攻撃力を向上させ、試合の様々な状況に対応するための重要な武器となるということです!

Ryu
Ryu

そんなに深く考えたことなかったから驚き!

ミドルレンジってすごいんだね

Ken
Ken

八村選手のミドルレンジがチームの勝利に直結するほど貢献することもあるよ!

絶賛強化中の3ポイントシュート!

先ほどのミドルレンジのスタッツを見ると、今季はミドルレンジの成功率が下がっています。

それは、今季の八村がミドルレンジのシュート数自体を大幅に減らしていることが要因としてあります。

Ryu
Ryu

得意のミドルレンジをあまり打たなくなったってこと?

Ken
Ken

そういうこと!

実は、その代わりに3ポイントをたくさん打つようになったんだ!

今季の八村を振り返ったときに、間違いなく成長したと感じるのが3ポイントシュートです!

3ポイントに関する近年のスタッツは次のようになっています。

シーズン成功数試投数成功率
2019-20258728.7%
2020-214513732.8%
2021-225512344.7%
2022-235116031.9%
2023-249823242.2%

表を見てもらうと、いかに今季の3ポイントの成績がすごいかが一目でわかってもらえると思います!

成功率はキャリアハイとまではいきませんが、44.7%を記録した2022年とは試投数が倍近く違います。

その中でこれだけの成功率を残しましたし、何より前年から10%以上も成功率を上昇させています

それだけ3ポイントの技術が大幅に向上し、新たな武器となりつつあるというわけです!

ちなみに2024年のNBA全体での3ポイント成功率の平均は約37%

これを見ても、八村の3ポイントがすごいということがわかってもらえるかと思います。

Ryu
Ryu

確か、3ポイントは今のNBAではすごい大切なシュートだったよね?

Ken
Ken

そうだよ!

現代のNBAでは3ポイントの出来がチームの成績を左右するといっても過言ではないよ

3ポイントは超重要!詳しくはこちらの記事で解説しています!

ディフェンスの特徴

八村のディフェンス面をスタッツを使って見ていきます。

まず、2024年のディフェンスに関する基本的なスタッツです。

リバウンドスティールブロック
4.3本0.6回0.4回

これらのスタッツはどれもちょうどリーグ平均くらいです。

やはり物足りなさは否めないので、レイカーズ的にはここの数字はもっと伸ばしてほしいと思っているかなと思います。

一方で、ディフェンス面でよく使われるスタッツに「ディフェンシブ・レーティング」というのがあります。

ディフェンシブ・レーティング(DRTG)とは?

”100回守備をしたら何点取られるか”を示した数値。

例えば、DRTG=105.3は、100回の守備で105.3点失点するということ。

つまり、DRTGは低いほうが良くて、

DRTGが低い選手=良いディフェンダーということになります。

ディフェンスはオフェンスのゴールみたいな分かりやすいプレーが少ないため、

単純なスタッツだけでは見えてこない守備力を示す大切なスタッツになっています!

では、八村のNBA入り以降のDRTGです。

わかりやすいようにNBA平均も載せています。

シーズン八村DRTGNBA平均
2019-20116.7111.3
2020-21112.4113.1
2021-22115.8112.8
2022-23109.7115.6
2023-24113.5116.1

こう見ると、5シーズンのうち3シーズンでNBA平均を上回っていて、特に2022-23シーズンは大幅に上回っているのがわかります。

Ryu
Ryu

リバウンドとかは平均的だったから、この結果は少し驚きだね

Ken
Ken

単純な成績だけでは分からない高い守備力が八村選手にはあるということだよ!

今季の113.5は、チームメイトの”キング”レブロン・ジェームズの113.6を上回る数字

また、レイカーズ守備の要と呼ばれるアンソニー・デイビスの114.0も上回ります

そのため、八村はレイカーズの守備においても重要な選手の1人となっています!

まとめ

今回は八村塁選手の特徴をオフェンス面、ディフェンス面で紹介しました!

どちらの技術も年々向上していて、スタッツで見えない部分でもチームを支える選手の1人であることがわかりました。

名門レイカーズで戦うことは大きなプレッシャーかと思いますが、それに負けずに成長し続ける八村選手には勇気をたくさんもらえます!

そんな日本の宝である、八村選手をみんなで応援しましょう!

Ken
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