NBAユニフォームのシティエディションとは?人気ランキング公開!

NBAユニフォームのシティエディションとは?人気ランキング公開! アイテム

NBAといえば、豪快なダンクなど派手なプレーが人気なのですが、

同じくらい人気があるのが、選手が着用するユニフォームです!

現在のNBAでは、各チームには最低4種類のユニフォームが準備されています。

その4種類の中で、近年ファンの間で人気なのが「シティエディション」です!

今回は、NBAファンなら見逃せないシティエディションについて紹介します!

・シティエディションとは?

・デザインの特徴は?

・どのチームのシティエディションが人気?

シティエディションだけでなく現在人気のユニフォームを紹介したページはこちらです!

ユニフォームのシティエディションとは?

はてな
Ken
Ken

まずはシティエディションとは何か解説します!

シティエディションユニフォームとは

NBAユニフォームのシティエディション(City Edition)は、

各チームがその本拠地となる都市の文化・歴史・象徴などをテーマにしたデザインのユニフォームです!

NBAの各チームは通常、アソシエーションやアイコンといった、いわゆるホーム・アウェーといったユニフォームを用意していますが、

それらとは異なり、都市の独自性や特別な要素を強調するようなデザインとなっている場合が多いです。

また、このシティエディションはシーズンごとにデザインが変わります。

毎年、その時のトレンドに乗ったデザインが採用されるため、かっこいいデザインが多いです!

シティエディションの始まりとその目的

シティエディションが導入されたのは2017-18シーズンからです。

NIKEがNBAユニフォームの公式サプライヤーとなったことがきっかけで導入が決まりました。

シティエディションが導入された目的は3つあります。

地域の特徴を反映

各チームの都市や地域の文化、歴史、コミュニティを反映したデザインを取り入れることで、ファンとチームの結びつきを強化する。

②ファンのチームへの愛着心向上

ユニークなデザインでファンの関心を引き、ユニフォームの購入や観戦の楽しさを高める。

③ブランドの多様性

チームが通常のユニフォームとは異なるデザインを使用することで、ブランドイメージを多様化する。

Ryu
Ryu

ファンのことをすごく考えてるんだね

Ken
Ken

そうだね!

ファン歴が長い人にとってはたまらないデザインとかも出たりしてるよ!

デザインの特徴

ポイント

デザインの特徴は大きく2パターンあります!

1つは、シティエディションというだけあり、都市名がしっかり表記されていること

もう1つは、その都市の文化的な内容を表現していること

では、それぞれのパターンを紹介します!

都市名がしっかり表記されているデザイン

レイカーズを例に紹介します!

まずこれがレイカーズのアソシエーション・エディションです。

ハワード
引用元:Wikipedia ドワイト・ハワード

どのチームも、アソシエーションは白を基調としたデザインになっています。

次にこれがアイコン・エディションです。

レブロン
引用元:Wikipedia レブロン・ジェームズ

どのチームも自チームのチームカラーを採用していますので、レイカーズは黄色(正確には金色)になるわけです。

そして、これが2023-24のレイカーズのシティエディションです!

上の2つとの大きな違いは、フロントにロサンゼルスという都市名が入ったことです。

有名なチームなので、レイカーズ=LAというのはわざわざ言わなくてもわかるため、過去のほとんどのユニフォームにも都市名は入っていませんでした。

そういう意味では、このシティエディションは非常にレアなデザインと言えます。

また、このブラックというカラーチョイスも過去のレイカーズには無いカラーで、とても新鮮です!

このように、アソシエーションやアイコンは伝統的なデザインを採用し、

カラーリングについても白やチームカラーといった縛りがある程度あります。

一方で、シティエディションにはそういった縛りが無いので、チームの違う面を見られるものになっています!

都市の文化的な内容を表現しているデザイン

このパターンで紹介したいのは、フィラデルフィア・76ersです!

今シーズンのシティエディションはこのようなデザインになっています。

フロントに書いてある「City of BROTHERLY Love」とは「兄弟愛の街」という意味です。

Ryu
Ryu

なぜそんなことが書いてあるのか?

Ken
Ken

実はフィラデルフィアという街の名前がついた理由は…

古代ギリシア語で「兄弟愛の市」を意味する

フィロス(愛)+アデルフォス(兄弟)+ア(都市名につく語尾)=フィラデルフィア

と、アメリカに渡って来たウィリアム・ペンという人が命名したからです!

ペンがこのような名前をこの都市につけたのは、階級を問わないという精神からだと言われています。

実際、ペン自身も無差別を貫いた人で、国王の前でも帽子を脱がないので2年間も牢屋に入れられた過去を持ちます

そんな街のルーツは今でもフィラデルフィアの人の精神に根付き、街の文化となっています

そのため、この76ersのシティエディションにもこの言葉が記されているのです!

シティエディション人気ランキング!

ランキング
Ken
Ken

人気のある上位10チームを紹介します!

10位!サクラメント・キングス

キングスのシティ・エディションはフランチャイズ100周年を記念し、100年にわたるキングスのロゴが描かれるなどしています。

デザインのベースになったのは、チーム史上最も伝説的なジャージの1つである1968年シンシナティ・ロイヤルズのロードユニフォームなので、懐かしさを感じるファンもたくさんいるデザインです!

9位!ミルウォーキー・バックス

前面の湾曲したバナーが特徴的なバックスのシティエディション。

しかしこのユニフォームで一番特筆すべきなのは、

ミシガン湖とミルウォーキーを流れる3つの川のつながりを象徴するために使われたグレートレイクスブルーというカラーです。

8位!ポートランド・トレイルブレイザーズ

前面の「rip city(リップシティ)」といえばブレイザーズのキャッチフレーズ。

これは1971年に行われたレイカーズとの試合が由来になっています。

この試合、ブレイザーズは20点以上のビハインドで負けていたが、終盤にかけて猛追。

さらに、ハーフライン辺りから放たれたショットが入り、なんと同点に!

その瞬間、当時実況を務めていたビル・ショーンリーが「Rip City, Alright!」と叫びます

なぜ「Rip City」と言ったのかは本人もわからないそうですが、大興奮ゆえに思わず叫んだ言葉がファンの間で広がり、今ではブレイザーズの代名詞ともなっているのです。

そんなチームの代名詞を今季はチェック柄でカラーリング。

このチェック柄にも意味があり、これは1977年にブレイザーズを優勝に導いたジャック・ラムジーのスタイルに敬意を表したものになっているんです。

クールな黒をベースとする中で、このチェック柄が良いアクセントになっています!

7位!フィラデルフィア・76ers

7位は先ほど紹介した76ersです!

デザインも人気ですが、ネイビーと赤、白の組合せがバランスが良くて綺麗です。

6位!ヒューストン・ロケッツ

ロケッツのレジェンドである、アキーム・オラジュワンとクレイド・ドレクスラーに敬意を表したデザインとなっています。

クラシック的な要素とモダン的な要素がうまく混ざった良いデザインになっています。

5位!オーランド・マジック

マジックのシティエディションは鎧に似せてデザインされています。

また、マジックといえばストライプですが、このデザインでもそれは採用されています。

初期の頃のマジックのユニフォームが思い浮かぶデザインで、90年代にNBAを見ていた人なら心躍る人も少なく無いはずです!

4位!クリーブランド・キャバリアーズ

キャバリアーズのシティエディションは、クリーブランドにある劇場プレイハウススクエアの荘厳な内装からインスピレーションを受けたデザインになっています。

この劇場は、ニューヨーク以外ではアメリカ最大級の芸術センターの一つで、クリーブランドの文化の中心です。

このユニフォームで最もかっこいいと思うのは、襟・袖周りの金色の細かい装飾です!

ここまでのものは他チームには無く、まさに唯一無二だと思います!

3位!ユタ・ジャズ

ジャズのレジェンドプレーヤーといえばカール・マローンとジョン・ストックトンですが、

このシティエディションはその2人の時代のユニフォームをアレンジしたデザインになっています!

特徴的なのは、まず紫というカラーリング

それと、胸に描かれた山脈

ジャズのアイデンティティと言える2つの特徴を揃えた素晴らしいユニフォームです!

2位!デトロイト・ピストンズ

ピストンズといえば1980年代~1990年初期に、その強靭なディフェンスと荒いプレースタイルから「バッドボーイズ」と呼ばれたことで有名です。

今回のシティエディションは、その時代にファンが作成した「デトロイトバッドボーイズ」のロゴを胸に描きました

当時のピストンズのユニフォームは青がベースだったのですが、もしこの黒を採用していたら、絶対にこっちの方が「バッドボーイズ」には合っただろうなと思います。

余計な要素が一切なく、それでいて存在感はしっかりある、洗練された一着だと思います!

1位!フェニックス・サンズ

サンズの本拠地であるフェニックスはメキシコとの国境付近の都市です。

そのためフェニックスには、コートの内外を問わずメキシコ文化が根付いています。

そんなサンズのシティエディションは、メキシコ系アメリカ人をさす「チカーノ」ファンに敬意を表したデザインとなっています!

最も印象的なのは前面の「El Valle(エル・ヴァレ)」というロゴ。

これはチカーノの芸術運動に影響を受けた手書きのロゴで、「谷」を意味するスペイン語です。

Ryu
Ryu

なんで「谷」なの?

Ken
Ken

フェニックスの愛称が「太陽の谷(Valley of the Sun)」だからだよ!

以前のサンズのシティエディションでは、単に英語で「The Valley」と表記したこともあります!

また、ユニフォームのサイドには特徴的なピンストライプが描かれています。

これはチカーノ発祥の「ローライダー(=車高を低くした改造車)」によく見られるペイントを表現しています。

細かい部分にまでチカーノへのリスペクトを散りばめ、紫にピンクという難しい配色を超クールに仕上げてきたこのデザインは、まさに1位です!!

まとめ

今回はNBAの各チームのシティエディションユニフォームを紹介しました!

通常のユニフォームと違い、都市そのものや、都市の文化などを表現した特別なユニフォームであるシティエディションは、毎年ファンにとっての楽しみの一つになっています。

あなたの好きなシティエディションはありましたか?

ここで紹介しきれなかったものもありますので、気になる人はぜひ一度調べてみてください!

 

Ken
Ken

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