NBAの1クオーターは何分?タイムアウトルールや試合時間を解説!

NBAの1クオーターは何分?タイムアウトルールや試合時間を解説! ルール

サッカーといえば、前半と後半で構成されていることはみなさん知っているかなと思います。

ではバスケはどうでしょうか?

バスケにはサッカー同様の前後半制もあるのですが、NBAではクオーター制が導入されています!

クオーター(Quarter)とは日本語で、1/4(4分の1)を意味します。

つまり、試合時間を4分割しているのがNBAなのです!

よくデリバリーのピザ屋さんで「クォーターピザ」っていうのがありますよね?

あれは、一枚で四つの味が楽しめる(=四つの味で分割している)ピザのことを指しますので、実は同じ意味なんです!

では、NBAでは1クオーターの時間は何分に設定されているのでしょうか?

サッカーが前後半各45分なので、その半分で20分くらい?

いや、もっと短くて10分くらい?

今回の記事では、以下の内容を紹介します!

・1クォーターって何分?
・試合中に使われるタイムアウトのルールとは?
・NBAって何時間くらい試合してるの?

ぜひご覧ください!

NBAの1クオーターは何分?

何分?

1クオーターは12分です!

これを4回行いますので、合計48分となります。

サッカーの半分くらいですね!

Ryu
Ryu

そもそもなんでクオーター制なの?

Ken
Ken

そっちのほうが選手も、見る人もメリットがあるからだよ!

クオーター制のメリット

クオータ制はこんなメリットがあります!

より速い試合展開になる!

もしクオーター制ではなく前後半制にしたら、各ハーフは20分くらいになります。

しかし、バスケはスポーツの中でもトップクラスに体力の消耗が激しいスポーツ

とてもじゃないけど20分もの間スピードや、プレーの質を落とさずに戦うのは無理です。

だから、選手のプレーの質が落ちないための時間設定ということになっています。

また、スピードや質が落ちれば、視聴者も面白くないですよね。

だから、現地やテレビで試合を見ている人を楽しませるための時間設定にもなっています。

ということで、

選手にも見る人にもメリットが大きいのがクオーター制

なのです!

CMを入れやすい!

バスケがクオーター制なのは今となっては当たり前ですが、それをいち早く導入したのはNBAです。

その理由の一つが、CM(コマーシャル)です。

全米でテレビ中継をするには、スポンサーが必要です。

そのスポンサーのCMを試合中に流さなければいけませんが、前後半制だと流せるタイミングがクオーター制より少なくなってしまいます。

実際、サッカーの試合中継を見ていると、試合をしている45分の間は一切CMが入りません

Ken
Ken

CM中にゴールでも入ったら大事件ですからね!

だから、各Qの間にインターバルが入るクオーター制は、

CMを入れるチャンスが多く、スポンサーとしても制作側としても最高

なわけです!

ちなみに…

アメリカでサッカーのW杯が開催されたとき、現地から、

現地TV関係者
現地TV関係者

CM入れにくいから、サッカーもクオーター制にしてくれ!

という声が上がって、FIFAが激怒したっていうエピソードがあります

ムチャクチャやなと思うかもしれませんが、アメリカ人にとっては普通、それが文化なのです。

ちなみにちなみに…

アメリカではサッカーは、

観戦者
観戦者

試合時間が長いくせに全然ゴールが入らない、面白くないスポーツ

としてずっと不人気一向に人気が上がってきません

以上のようなメリットで、NBAでは1クオーター12分というクオーター制が導入されています!

NBAのハーフタイムは何分?

砂時計

2Qと3Qの間にハーフタイムがあり、その時間は15分となっています!

各クオーター間の時間

Ryu
Ryu

ハーフタイムは15分だけど、それ以外のクオーターの時間はどうなっているの?

Ken
Ken

短いインターバルがとられます!

1Qと2Q、そして3Qと4Qの間には、2分10秒のインターバルがとられます。

短い時間なので、できることは限られています。

実際に試合を見ていて、やっているのは…

・給水
・汗ふき
・選手同士のコミュニケーション

できることは限られていますが、メリットでも書いたように、

この少しの休憩が次のクオーターのプレーの質向上につながっているわけです。

ハーフタイムの過ごし方

ハーフタイムは15分あり、しっかり休めるので、選手は基本ロッカールームに下がります

その間の過ごし方はなかなかテレビ中継では見られないのですが、一般には以下のようなことをしていると言われます。

・1Q、2Qを終えて、チームが修正しなければならないポイント
・相手チームの分析
・後半の戦い方の整理

短いインターバルとは異なり、しっかり休みながらも戦術・戦略の話をしていることが分かります。

実際、

2Qまでは劣勢だったチームがハーフタイムを経て、3Q以降で逆転

みたいな試合は山ほど見てきました!

この15分をどう使うかというのは、勝負において大事なポイントの一つになっているのです。

ハーフタイム中の会場は何してる?

選手が下がってしまった試合会場は寂しくなってしまいそうですが、そんなことはありません!

これがNBA=エンターテインメントだなと思う部分ですが、

どのチームもハーフタイム中に、以下のような企画を行います。

・チアによるダンスショー
・会場のファンへのプレゼント配布
・ファン参加のレクリエーションゲーム

などなど

Ken
Ken

実際に私が現地で見に行った試合では…

チアのダンスショーの後に、ガチャガチャのカプセルみたいなのに入ったチームグッズを会場中に投げまくるという企画が行われました!

こんなことをやってて、さらにビールを買いに行ったり、トイレに行ったりしていると、15分なんてあっという間です!

タイムアウトのルールと仕組み

徹底解説
Ken
Ken

以下のような仕組みになっています!

①1試合で使えるタイムアウトの回数は合計7回

タイムアウトは何回でもとれるわけではありません。

1試合に使える最大回数は7回です。

また、1回のタイムアウトは75秒と決められています!

注意が必要な第4クオーター!

最終クオーターとなる4Qには2つの注意事項があります。

4クオーターにとれるタイムアウトは最大4回まで

各クオーターでタイムアウトをとれる回数に制限はないので、極端な話、1Qに7回とってしまってもいいです。

ただし、4Qだけはそれができません

だから、3Qまでで1回しかタイムアウトを取っていなくて、残り6回を4Qにとろうとしてもそれは禁止されているわけです。

4クオーターにとれるタイムアウトは最大4回までとなっています。

4クオーター残り3分を切ってからのタイムアウトは最大2回まで

4Q開始時点で残りのタイムアウト回数が4回あったとしても、残り3分を切ってからは2回しか使えません。

4Qにこういった細かいルールが設定されているのは、試合の進行をスムーズにするためです。

勝敗に関わる場面の多い4Qはどうしてもタイムアウトの回数が多くなりがりちです。

しかし、そういった場面のたびにタイムアウトを取られると見ている側は退屈してしまいます。

特にラスト3分は誰もが1プレー1プレーに息を飲む時間です。

そういった緊迫感がタイムアウトで途切れないように工夫しているわけです。

強制タイムアウトと延長時のタイムアウト

上で説明した計7回のタイムアウトは、各チーム任意のタイミングでとるものです。

それとは別に、強制で発動される強制タイムアウトというものがあります

発動されるのは、各クオーターの残り7分と残り3分の2回です。

また、延長(=オーバータイム)に突入した場合は、2回のタイムアウトが与えられます。

オーバータイムがどんなに長引いても2回しか使えません!

NBAの試合時間はどれくらい?

TV視聴

NBAの平均試合時間は約2時間半となっています!

Ryu
Ryu

合計48分しかないのに、トータルはそんなに長くなるの?

純粋な試合時間は4つのクオーターで、確かに計48分しかありません。

しかし、バスケは「プレーが止まると時計が止まる」という仕組みになっています。

例えば、ファールを受けてからフリースローを投げ終わるまでずっと時計は止まります。

余裕で1分以上ありますが、時計は動きません。

サッカーなどではファールがあっても時計は動きますし、ボールがサイドラインを割っても時計が止まることはありません。

Ken
Ken

NBAは時間が止まるのです!

こんなことを繰り返していれば、当然試合時間はどんどん長くなります。

また、現在はビデオ判定も導入され、それも判定を出すまで結構時間をとります。

そういうわけで、トータルの試合時間は約2時間半くらいになるわけです。

長くなりすぎるとファンも大変なので、試合時間を短縮させる工夫は施されているのですが

現状はこんな感じなので、試合を観戦する場合は、それくらいの時間は覚悟しておいてください!

Ken
Ken

ちなみに全試合数に関してはこちらの記事で解説してます!

まとめ

今回はNBAのクオーター制について紹介しました!

NBAがクオーター制が導入しているのは、選手やファンのためであることが分かりました。

またハーフタイムやタイムアウトの仕組みについても紹介しました。

これらの時間はバスケをしているわけではない何気ない時間なのですが、

「何をやっているんだろう?」とちょっと興味を持って見てもらうと、いろんなことに気づけて面白いです。

ぜひそんなところにも注目してNBAを観てみてください!

 

Ken
Ken

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