いよいよNBAもシーズン終盤です!
レギュラーシーズンは4/14まで行われ、4/20からはプレーオフが始まります。
そのため、今のNBAはプレーオフ出場権をめぐる争いの真っ只中!
毎日白熱した試合が展開されています。
では、そんなプレーオフとはどういう仕組みで行われるのでしょうか?
今回の記事では以下の内容を紹介します!
・プレーオフとは?
・出場するチームはどうやって決まるの?
・チャンピオンはどうやって決める?
ぜひご覧ください!
プレーオフの仕組み
プレーオフに出場するチームや組み合わせ、勝敗決定方式の仕組みを解説します!
①出場するチーム
プレーオフに出場するチームは全部で16チーム。
東・西の両カンファレンスから8チームずつ選出されます!
その8チームは以下の順で決まっていきます。
❶各カンファレンスの勝率上位6チーム
❷プレーイントーナメント勝利の2チーム
プレーイントーナメントについては、こちらの記事で詳しく解説しています!
つまり、カンファレンス6位以上に入れば自動でプレーオフ出場決定。
7~10位だとトーナメントで勝利しないとプレーオフに出られない、ということ。
ただでさえ試合数の多いNBAで、プレーイントーナメントは大きな負担となります。
また、プロの世界での一発勝負は本当に何が起こるかわかりません。
精神的・体力的にもどのチームもプレーインには進みたくないわけです。
どのチームも6位以上を目指して必死に戦っているということだね!
そうだね!実は6位と7位の間には天と地くらいの差があるんだ!
②プレーオフの組み合わせ
プレーイントーナメントが終わるといよいよプレーオフです!
その組合せ(トーナメント)はカンファレンス順位で決められています!
カンファレンス1位が第1シードで、以降も順位=シードという形です!
そのフォーマットは以下のようになっています!
③勝敗の決定方式
プレーイントーナメントとは異なり、プレーオフはすべて、
「最大7試合の4勝先取方式」です!
7試合の開催地は2-2-1-1-1方式と呼ばれ、以下の通りです。
第1・2・5・7試合=上位シードチームの本拠地
第3・4・6試合=下位シードチームの本拠地
上位シードは本拠地で試合できる回数で有利になってるよ!
チャンピオンを決めるNBAファイナル!
頂点を決めるNBAファイナルについてです!
①NBAファイナルの仕組み
プレーオフの各ラウンドが進み、カンファレンスごとにチャンピオンが決まると、
いよいよNBAチャンピオンを決める「NBAファイナル」が開催されます!
フォーマットはプレーオフと変わらず以下の通りに行われます。
・最大7試合の4勝先取
・2-2-1-1-1方式
ホームで1試合多く戦えるのはどちらのカンファレンスチャンピオンなの?
ここは単純にレギュラーシーズンの勝利数が多いチームになるよ!
NBAファイナルは例年6月に開催され、全試合が全米生中継されます!
それほど国民からの注目が高いものなのです。
ここまでやってようやく長かったシーズンが終わります。
2024年のNBAファイナルは、6/6~6/23の期間で開催されます!
②NBAファイナルで最も活躍した選手に贈られる栄誉
優勝チームが決定すると、「ファイナルMVP」が決まります!
NBAファイナルで最も活躍した選手を記者たちが選び投票します。
具体的には、9つのメディアの記者+ファン投票の合計10票となっています。
これまでに受賞したのは32人!
昨シーズンはナゲッツのニコラ・ヨキッチが受賞。
センターの選手が受賞するのは、2005年のティム・ダンカン以来でした!
最多受賞回数はマイケル・ジョーダンの6回!
その次がレブロン・ジェームズの4回です。
レブロンはまだ現役なので、もしかするとこの記録を抜くかもしれませんね!
レブロンについてはこちらの記事もご覧ください!
③過去10年の優勝チームとファイナルMVP
年 | 優勝チーム | ファイナルMVP |
---|---|---|
2014年 | スパーズ | カワイ・レナード |
2015年 | ウォリアーズ | アンドレ・イグダーラ |
2016年 | キャバリアーズ | レブロン・ジェームズ |
2017年 | ウォリアーズ | ケビン・デュラント |
2018年 | ウォリアーズ | ケビン・デュラント |
2019年 | ラプターズ | カワイ・レナード |
2020年 | レイカーズ | レブロン・ジェームズ |
2021年 | バックス | ヤニス・アデトクンボ |
2022年 | ウォリアーズ | ステフィン・カリー |
2023年 | ナゲッツ | ニコラ・ヨキッチ |
この10年の中で、私が特に思い出に残っているのは次の2つです!
<2016年>
シーズン最多となる伝説の「73勝」を記録したウォリアーズが、レブロンが率いるキャバリアーズに敗れたシリーズ。
ウォリアーズは3勝1敗で先に王手をかけるも、そこからまさかの3連敗で逆転負け。
誰もウォリアーズの優勝を疑っていなかったため、大きな衝撃を与えました。
歴史的記録を残したウォリアーズが、逆にキャバリアーズに歴史的快挙を許すという、伝説的なシリーズとなりました!
ウォリアーズの残した伝説の73勝についてはこちらの記事をご覧ください!
<2019年>
NBA史上初めてカナダでファイナルが行われ、
そして初めてカナダに本拠地を置くラプターズが優勝したシリーズです!
スパーズで優勝経験を持つレナードが、移籍していきなり1年目でチームに優勝をもたらしました。
まさに優勝請負人!なのですが…、なんとこのシーズンの終了後にクリッパーズに移籍してしまいます。
なお、このシリーズはウォリアーズが3連覇をかけたシリーズでしたが、
まとめ
今回はNBAのプレーオフの仕組みについて紹介しました!
現在、NBAのレギュラーシーズンも最終盤に入り、いよいよあと少しでプレーオフが始まります。
短期決戦で行われるプレーオフは、どのラウンドも本当に何が起こるか分かりません!
そのため毎年ドキドキしながら試合を楽しむことができます。
そんなNBAをぜひ観てみてください!
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