NBAプレーオフは、レギュラーシーズンとは一味違う緊張感と白熱した試合展開が魅力!
その中でも、選手たちが残す「スタッツ(統計データ)」は、
試合の勝敗を分けるだけでなく、ファンや専門家にとって注目の的となります。
得点、アシスト、リバウンドなど、プレーオフ特有の過酷な環境下で輝きを放つ選手たちの数字には、チームの戦術や個々の能力が如実に表れています。
では、これまでのプレーオフにはどのような記録が残っているのでしょうか?
今回の記事では、NBAプレーオフにおける注目スタッツや歴代の記録、さらには現役選手のスタッツをランキング形式で紹介します!
NBAプレーオフをさらに楽しむためのデータを、この機会にぜひチェックしてください!
スタッツの裏に隠されたドラマや戦略を知れば、観戦がもっと面白くなること間違いなしです。
今回の内容は…
・最もプレーオフに出場した選手は?
・平均得点の1位は?
・プレーオフ通算で最も得点をとっている選手は?

ぜひご覧ください!
プレーオフって何?仕組みはこちらで詳しく解説しています↓
NBAプレーオフにおけるさまざまなスタッツを紹介!

プレーオフの出場試合数、平均得点、平均リバウンド数、平均アシスト数
以上のランキングを紹介します!
プレーオフ出場試合数ランキング
1位 | レブロン・ジェームズ※ | 287試合 |
2位 | デレック・フィッシャー | 259試合 |
3位 | ティム・ダンカン | 250試合 |
4位 | ロバート・オーリー | 244試合 |
5位 | カリーム・アブドゥル・ジャバー | 237試合 |
1位はぶっちぎりでレブロンでした!

NBA史上最強の”キング”であり、通算得点でも前人未到の4万点に到達している現役のレジェンドです。
あと13試合で前人未到の300試合…
とんでもない記録が生まれそうな気がします!
現役最年長にして最強のNBA選手!レブロンの詳細はこちら↓
プレーオフ平均得点ランキング
1位 | マイケル・ジョーダン | 33.4点 |
2位 | ルカ・ドンチッチ※ | 30.9点 |
3位 | アレン・アイバーソン | 29.7点 |
4位 | ケビン・デュラント※ | 29.3点 |
5位 | ジェリー・ウェスト | 29.1点 |
プレーオフでの平均得点1位はジョーダンでした!

どの試合でも33点取るというのは、レギュラーシーズンでも難しいことです。

勝負がかかる大事な場面でシュートを決め続けられる、それこそがマイケル・ジョーダンです!
2位に入ったのは、ダラス・マーベリックスに所属するドンチッチ!

スロベニア出身のまだ25歳ながら、NBAを代表するスーパースターです。
2024年1月の試合で、「1試合73得点」というとんでもない記録を叩き出したことで有名↓
ドンチッチ最大の特徴は、ポジションレスな選手であるということです。
本来はPGなのですが、SG、SF、さらにPFまでプレーすることが可能で、
ゴール下から3ポイントまでしっかりシュートを決められるスキルを持ちます。
そんなドンチッチは2023-2024シーズンに自身初めての得点王(平均33.9点)を受賞!
現在のNBAを代表するスコアラーとなっています。

この記録をどこまで伸ばせるか注目です!
プレーオフ平均リバウンド数ランキング
1位 | ビル・ラッセル | 24.9回 |
2位 | ウィルト・チェンバレン | 24.5回 |
3位 | ウェス・アンセルド | 14.9回 |
4位 | ボブ・ペティット | 14.8回 |
5位 | ウォルト・ベラミー | 14.7回 |
続いてリバウンドですが、こちらは現役選手がTOP5に入りませんでした。
1位のラッセルと、2位のチェンバレンは、レジェンドだらけのNBAでも屈指のレジェンドです!


両者とも1960年代に活躍したセンター。
ラッセルはキャリア通算11回の優勝経験をもつ優勝請負人で、その11回の中には伝説の8連覇も含まれています!
一方でチェンバレンの方は、優勝経験は2回だけですが、1試合100得点やシーズン平均50得点など、圧倒的な個人スタッツを残しました!
そんな2人が3位以下を平均10回以上も引き離して、現在もトップに君臨しています!
プレーオフ平均アシスト数ランキング
1位 | マジック・ジョンソン | 12.3回 |
2位 | ジョン・ストックトン | 10.1回 |
3位 | ジョン・ウォール※ | 9.8回 |
4位 | トレイ・ヤング※ | 9.0回 |
5位 | オスカー・ロバートソン | 8.9回 |
上位2人は文字通り桁違いの記録を残しているレジェンドです!
この2人については、こちらの記事で紹介しています↓
3位と4位には現役選手がランクインしました。
3位のウォールは元々ウィザーズというチームに所属していて、八村塁のチームメイトとして知っている人もいるかと思います。

このプレーオフの記録だけでなく、5度のNBAオールスターに選出されるなどもしてきた選手です。
しかし、怪我の多い選手としても有名で、十分にプレーできないシーズンが続き、現在はどのチームにも所属せずNBA復帰を目指しています。

4位のヤングはホークスに所属するスター選手です!
正確無比なドリブルとパスが魅力で、スティーブ・ナッシュのようなレジェンドと比較されることも多々あります。
また、アシストだけでなく得点力の高さも一流の選手で、NBA6年目で通算1万得点を達成しました。
NBAプレーオフにおける最多得点ランキング


プレーオフの歴代通算得点と1試合最多得点のランキングです!
プレーオフの歴代通算得点ランキング
1位 | レブロン・ジェームズ※ | 8162点 |
2位 | マイケル・ジョーダン | 5987点 |
3位 | カリーム・アブドゥル・ジャバー | 5762点 |
4位 | コービー・ブライアント | 5640点 |
5位 | シャキール・オニール | 5250点 |
歴代通算得点の1位は”キング”レブロン・ジェームズでした!
レブロンはレギュラーシーズンを含む歴代通算得点でも史上唯一4万得点を超えている選手で、プレーオフでも一人ずば抜けた記録を保持しています。
現役選手なので、この記録もまだまだ伸びるかもしれません!
プレーオフの1試合最多得点ランキング
1位 | マイケル・ジョーダン | 63点 |
2位 | エルジン・ベイラー | 61点 |
3位 | チャールズ・バークリー | 56点 |
マイケル・ジョーダン | ||
ウィルト・チェンバレン |
プレーオフで60得点以上を記録した選手は、歴代でもジョーダンとベイラーしかいません!
1位のマイケル・ジョーダンが63点を記録したのは、
1986年4月20日、ブルズ対セルティックスの東カンファレンス第1ラウンド第2戦です。
この試合は、試合後にラリー・バードがそう語った伝説のプレーオフゲームです。

この試合の様子はこちらの動画をご覧ください!
この試合が伝説と呼ばれるのは以下のような背景があります!
・この時のジョーダンは、プロ2年目のまだ23歳!
・このシーズン、ジョーダンは開幕直後に骨折して、レギュラーシーズンの大半を欠場
・相手のセルティックスはこの年、NBAチャンピオンになった超強豪チーム
つまり、圧倒的に経験不足のジョーダンが、強豪チーム相手に叩き出したとんでもない記録というわけです。

約40年も抜かれない偉大な記録になっているんだね!

そうだね。
これからこの記録を抜く選手が出るかどうか…楽しみです!
まとめ
今回はNBAプレーオフに関するスタッツを紹介しました!
このランキングに登場した選手は、選ばれし者しか出場できない試合でコンスタントに活躍し続けた偉大な選手ばかりでした。
しかし、NBAは常に進化を続けてきた世界最高峰リーグ。
今後、この記録に迫ったり、抜いたりする選手が出てくるかどうか非常に注目です!
そんなNBAをぜひ観てみてください!
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