NBAプレーイントーナメントとは?仕組みと2025年の日程解説!

NBAプレーイントーナメントの仕組みとは?2023年の試合数と結果は? ルール

NBAのプレーイントーナメントを知ってますか?

2020年に始まったこのイベントは、このトーナメントの勝者がプレーオフに進めるという、非常に緊張感のある大会となっています!

しかし、「仕組みがよくわからない」「いつ行われるのか知りたい」というNBAファンも多いはず!

この記事では、NBAプレーイントーナメントの仕組みと、2024-2025シーズンの日程について徹底解説します。

プレーイントーナメントを理解することで、レギュラーシーズンから試合観戦がより一層楽しめるようになりますよ!

今回の記事の内容は…
・プレーイントーナメントとは?
・プレーイントーナメントの仕組みは?
・今シーズンのプレーイントーナメントの日程は?

NBAプレーイントーナメントとは

トーナメント

プレーイントーナメントとは、

プレイオフに進出する第7シードと第8シードのチームを決めるための順位決定戦です。

東西各カンファレンスごとに行われます。

カンファレンスとは?こちらの記事で解説しています↓

プレーイントーナメントの歴史

プレーイントーナメントが導入されたのは、2020年からです。

導入前は、各カンファレンスで上位8チームが自動的にプレーオフに進出していました。

しかし、この制度ではシーズン終盤になると、プレーオフ圏内や圏外に確定したチームが多くなり、消化試合のようなものが増えてしまう側面がありました。

Ryu
Ryu

熱く盛り上がる試合を見に来たファンにとっては残念ですね…

Ken
Ken

そうなんだよ。この問題を何とかしたいとずっとリーグは考えていたんだ

そのため、2019年にNBAコミッショナーのアダム・シルバーがプレーイントーナメントを提案。

アダム・シルバー
引用:Wikipedia アダム・シルバー

2020年に新型コロナウイルスで中断してしまったシーズンの再開時に導入したところ、予想以上に盛り上がり、以降も継続されることになりました。

シーズンのスケジュール

プレーイントーナメントの導入に伴い、以下のようなスケジュールでシーズンが行われます。

10月中旬〜4月上旬     レギュラーシーズン

4月中旬     プレーイントーナメント

4月下旬〜6月上旬       プレーオフ

プレーイントーナメントの仕組みと試合数

勝負
Ken
Ken

次のような仕組みで行われます!

プレーイントーナメントの出場チーム

各カンファレンスの上位6チームは無条件でプレーオフ進出が決まるため、

このプレーイントーナメントに出場するのは、各カンファレンス7〜10位の4チームとなります!

トーナメントは以下の図のように行われます。

プレーイントーナメント図解
Ryu
Ryu

単純な勝ち上がりっていう仕組みじゃないんだね

Ken
Ken

そうだね!少しややこしいから、次で解説するね!

プレーイントーナメントの試合数

試合は全て1発勝負!

そのため、試合数はわずか3試合です。

【第1試合:7位 vs 8位】

→勝利チームは7位シード確定、敗退チームは8位シード決定戦へ

【第2試合:9位 vs 10位】

→勝利チームは8位シード決定戦へ、敗退チームはシーズン終了

【第3試合:第1試合の負け vs 第2試合の勝ち】

→勝利チームは8位シード確定、敗退チームはシーズン終了

9,10位のチームがプレーオフに出るためには、2連勝が必要で、1回でも負けたらシーズンが終了します。

逆に7,8位のチームは1回でも勝てばプレーオフに出場できます。

ちなみに、上位チームにはホームで戦えるという、ホームコートアドバンテージも与えられます。

Ken
Ken

レギュラーシーズンの結果に配慮して、7位と8位のチームが有利になっています!

プレーイントーナメントのメリットとデメリット

プレーイントーナメントにもメリットとデメリットがあります!

【メリット】

レギュラーシーズン終盤に盛り上がる試合が増える

→下位チームは、導入前までは8,9位の争いしか盛り上がる要素がありませんでした。

しかし10位までプレーオフ出場の可能性があるので、チャンスが広がり熱戦が増えました。

・プレーオフ出場が無条件で決まる6位と7位の境目
・プレーインを有利に戦える8位と9位の境目
・プレーオフ出場の望みが繋がる10位と11位の境目

など、見ている側としては盛り上がる要素が本当に増えました!

【デメリット】

・7位、8位のチームがプレーオフに出場できないかもしれない
→82試合も戦うレギュラーシーズンの努力が報われない可能性があります。

・試合数増加に伴い疲労の蓄積や怪我の可能性
→ただでさえ多い試合数がさらに増えてしまうためです。

Ryu
Ryu

視聴者目線の制度なんだね!

NBAの全試合数はこちらの記事を参考にしてください↓

プレーイントーナメントに対する選手のコメント

メリットもデメリットもあるプレーイントーナメントについては、いろんな選手がさまざまなコメントを残しています。

Ken
Ken

視聴者目線の制度だから選手からは…

ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)

ルカ・ドンチッチ
引用:Wikipedia ルカ・ドンチッチ

「僕にはプレーイン(トーナメント)というアイデアの意味がわからないね。7、8位なら本来はプレーオフへ進むのに、もし2連敗したら出られないんでしょ。だから僕にはその論点がわからないんだ」

レブロン・ジェームス(ロサンゼルス・レイカーズ)

レブロン・ジェームス
引用:Wikipedia レブロン・ジェームス

「あんなことを思いついたヤツはクビにすべきだ」

この制度の主たるメリットは選手ではなく視聴者やリーグ側にあるので、選手からはどうしても批判的な意見が出てきてしまうかなと思います。

2024年のプレーイントーナメントの結果は?

結果

2024年のプレーイントーナメントの結果は以下のようになりました!
各カンファレンス別でご紹介します!

イースタン・カンファレンス

【第1試合】
フィラデルフィア・76ers(7位) 105 vs 104 マイアミ・ヒート( 8位)

76ersが第7シードでプレーオフ出場決定

【第2試合】
シカゴ・ブルズ(9位)131 vs 116 アトランタ・ホークス(10位)

ブルズが第3試合へ

【第3試合】
マイアミ・ヒート( 8位) 112 vs 91シカゴ・ブルズ(9位)

ヒートが第8シードでプレーオフ出場決定

ウェスタン・カンファレンス

【第1試合】
ロサンゼルス・レイカーズ(7位) 110 vs 106 ニューオーリンズ・ペリカンズ(8位)

レイカーズが第7シードでプレーオフ出場決定

【第2試合】
サクラメント・キングス(9位)118 vs 94 ゴールデンステイト・ウォリアーズ(10位)

キングスが第3試合へ

【第3試合】
ニューオーリンズ・ペリカンズ(8位) 105 vs 98 サクラメント・キングス(9位)

ペリカンズが第8シードでプレーオフ出場決定

Ryu
Ryu

批判的な意見もあったけど、結果は順当なものになっているね

Ken
Ken

そうだね!上位シードがちゃんと強いんだってことがわかるね

2025年のプレーイントーナメントの日程は?

応援

今シーズン(2024-2025シーズン)は、4/15〜4/18の日程で行われる予定です!

ちなみにプレーオフの開幕は4/19

プレーインに出場するチームにとっては本当に厳しいスケジュールになっていますが、これもNBA!

実力も人気も世界最高峰にあるリーグの証です。

Ryu
Ryu

4月も観戦で忙しくなりそうだね!

まとめ

今回はNBAのプレーイントーナメントについて紹介しました!

戦術や戦略の変化だけでなく、ルール改正や、今回のような新制度の導入もNBAの魅力の一つです。

NBAに限らず、アメリカのプロスポーツは、エンターテイメントの側面がかなり強いです。

エンターテイメント、つまり娯楽なので、見る人が退屈しない仕組みづくりが常に必要なのです。

プレーイントーナメントの誕生で、シーズン終盤に導入前以上の盛り上がりが見られるようになりました。

批判的な意見も多くありますが、私たちNBAファンにとっては、NBAをより面白く見られる制度だと思います!

このように絶えず変化を続けるNBAをぜひ観てみてください!

 

Ken
Ken

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