NBAで優勝したことない現役選手!意外な顔ぶれと今後の優勝可能性は?

選手

NBAで優勝すること、つまりチャンピオンリングを手にすることは、NBA選手にとって究極の目標です!
しかし、その道のりは非常に険しく、能力の高いスター選手であっても必ずしも成し遂げられるわけではありません
シーズン82試合の過密日程、プレーオフでの熾烈な戦い、そして競争力の高いリーグ全体のレベルが、優勝への障壁となります。
さらに、優勝にはチーム全体のバランスや運も重要な要素です!

現役のスター選手たちの中にも、MVPや得点王など華々しい実績を持ちながら、未だ優勝に手が届いていない選手がいます。
その背景には、チーム事情や移籍のタイミング、怪我などさまざまな要因が絡んでいます。

この記事では、そんな「NBA優勝」という目標をまだ達成していない現役選手たちに注目します!
今回の内容は以下の通りです。ぜひご覧ください!

・NBAで優勝したことない現役スター選手は?
・スター選手が優勝できていない理由とは?
・今後優勝できる可能性やチーム状況は?

NBAで優勝したことない現役選手の一覧

リスト
Ken
Ken

優勝経験のない現役選手は数えきれないほどいます。

その中でも2024年時点で優勝経験のない現役スター選手の一覧です!

名前所属チーム年齢プレーオフ出場試合数
ジェームズ・ハーデンクリッパーズ35歳166試合
ラッセル・ウェストブルックナゲッツ36歳122試合
クリス・ポールスパーズ39歳149試合
ジミー・バトラーヒート35歳119試合
ポール・ジョージシクサーズ34歳114試合
デイミアン・リラードバックス34歳65試合
デマー・デローザンキングス35歳63試合
ジョエル・エンビードシクサーズ30歳59試合
デビン・ブッカーサンズ28歳50試合
Ryu
Ryu

ハーデン、ウェストブルック、クリス・ポール…すごいメンバーが並んだね

Ken
Ken

本当にすごい顔ぶれだよね。

優勝できていない理由を次の項目で解説するよ!

現役スター選手たちが優勝できていない理由

なぜ

現役スター選手が優勝できていないのにはさまざまな理由があります。

Ken
Ken

3人の選手を例に、その中でも代表的な理由を解説します!

プレーオフでの苦戦

個人としての実績は抜群ながら、プレーオフになった途端に結果が出なくなる選手、その代表がジェームズ・ハーデンです。

ハーデン
引用元:Wikipedia ジェームズ・ハーデン

ハーデンは2009年のNBAドラフトで全体3位でサンダーに入団しました。
サンダー時代にはシックスマン賞を受賞し、チームのNBAファイナル進出に貢献。
その後、2012年にロケッツへ移籍すると主力選手として活躍し、2018年にはリーグMVPを獲得しました!

卓越した得点力とアシスト能力を兼ね備えた選手で、「ステップバック3ポイントシュート」は彼の代名詞です。

・10年連続NBAオールスター選出
・6回のオールNBA1stチーム選出
・3回の得点王
・2回のアシスト王

など数々の個人タイトルを獲得していますが、未だNBAチャンピオンシップの栄冠には届いていません。
そんなハーデンが優勝できていない一番の理由は「プレーオフでの苦戦」です。

①プレーオフでの不調
ハーデンはレギュラーシーズンでは優れた成績を残していますが、プレーオフの重要な場面で活躍ができていません。
例えば、2015年のプレーオフでは、最終戦でなんと12ターンオーバーを記録。
この年のレギュラーシーズンはMVP投票で2位になるほどの活躍を見せていただけに、信じられない光景となってしまいました。
不調の背景にあるのは、プレッシャーがかかる場面でのメンタルの弱さと指摘されています。

②強豪チームとの対戦
ハーデンがキャリアの中で全盛期を過ごしたロケッツ時代に、カンファレンス決勝で2度対戦したチームがウォリアーズです。
この時代のウォリアーズといえばカリー、トンプソンが全盛期の黄金時代。
ハーデンのロケッツも強かったのですが、ウォリアーズほどの強さはなく、NBAファイナルにすら進むことができませんでした。

脅威の勝率を残したウォリアーズ黄金期の記事はこちら↓

以上のように、まとめると「プレーオフでの苦戦」によってハーデンは優勝を手にすることができていない選手となっています。

怪我や健康問題

怪我がなければ優勝していたかも…というくらい大事な場面での怪我に悩まされてきた選手の代表がクリス・ポールです。

クリス・ポール
引用元:Wikipedia クリス・ポール

クリス・ポールは2005年のNBAドラフト全体4位でホーネッツに入団し、そのシーズンの新人王を獲得しました。
以降、クリッパーズ、ロケッツ、サンダー、サンズ、ウォリアーズを経て、現在はスパーズに所属しています。
多くのチームに移籍しましたが、所属したチームを全て常勝チームに引き上げる活躍は有名です。

ポールが獲得した個人タイトルは、

・10回のオールスター選出
・4回のオールNBA1stチーム選出
・7回のオールディフェンシブ1stチーム選出
・4回のアシスト王
・6回のスティール王

など多くのタイトルを獲得してきました。
なお、通算アシスト数はなんと歴代3位!こちらで詳しく紹介しています↓

そんなクリス・ポールが優勝に未だ届いていない一番の理由が「怪我の多さ」です。

2015年5月2日:左ハムストリング負傷により、西カンファレンス準決勝の最初の2試合を欠場
2016年4月25日:右手骨折により、西カンファレンス第1ラウンドの最後の2試合を欠場
2018年5月24日:右ハムストリング負傷により、西カンファレンス決勝の最後の2試合を欠場
2023年5月1日:鼠蹊部負傷により、西カンファレンス準決勝の第3戦以降欠場

Ryu
Ryu

すごい実績だけど、確かにプレーオフで何度も怪我しているね

Ken
Ken

そうなんだよ。

優勝を掴むには身体面のタフさも相当必要なんだ

チーム構成の問題

優勝するには突出した個の力よりもチーム全体の力が必要です。
その点でチーム構成は非常に重要になりますが、そこに問題があり優勝から遠かった代表がデイミアン・リラードです。

デイミアン・リラード
引用元:Wikipedia デイミアン・リラード

リラードは2012年のNBAドラフト全体6位指名でトレイルブレイザーズに入団。
ルーキーシーズンで平均19得点以上を記録し、新人王を獲得しました。
リラードはクラッチタイム(=試合終盤)での活躍が目立ち、「Dame Time」の異名を持つリーグ屈指のスコアラーです。
特にプレイオフでは数々の劇的なブザービーターを決め、ファンを魅了してきました。
2023年オフにはヤニス・アデトクンボ率いるバックスに移籍し、初のNBA優勝を目指しています。

リラードが獲得した個人タイトルは、以下の通りです。

・8回のオールスター選出
・1回のオールNBA1stチーム

リラードのキャリアのハイライトはやはり11年在籍したブレイザーズ時代。

しかし、この間、チームは真の優勝候補になりきれず、特にラマーカス・オルドリッジの退団は大きな転機となりました。

オルドリッジとリラードとのコンビネーションは他球団にとって脅威でしかなく、優勝も十分にあり得るほどの勢いがありました。
しかし、リラードが全盛期に入ろうという2015年に突如オルドリッジがスパーズに移籍。
ここからブレイザーズは「強いけど優勝はない」というチームになってしまいます。

リラード自身は大きな怪我をすることなく毎年プレーオフでは良いプレーを見せ続けました。
しかし、最初に書いたように、1人の力だけでは優勝できないのがNBA。

オルドリッジのように優勝を求めて他球団に移籍してしまう選手は少なくないです。
その代わりに、球団はその穴を埋めるような選手を獲得し続けますが、そういう選手がブレイザーズには現れませんでした。
結果、最後まで1人で戦い続けることになったリラードの元に優勝は訪れませんでした。

このような理由もスター選手が優勝できない理由としては珍しくありません。

優勝未経験選手が今後優勝する可能性やチーム状況

優勝
Ken
Ken

優勝経験がない選手たちも、新たなシーズンで優勝を狙っています!

その可能性をチーム状況とともに見ていきます。

デイミアン・リラード

先ほど紹介したリラードは、優勝を求めて2023年にミルウォーキー・バックスに移籍

そのバックスには、2度のシーズンMVPを受賞した「ギリシャの怪物」ことヤニス・アデトクンボがいます!

またリラードと同じガードポジションにはクリス・ミドルトンがいて、リラード同様に高い成功率を誇るアウトサイドシュートは強力です。

この3人の連携はリーグ随一の攻撃力を誇り、2024-25シーズンでの優勝が期待できます!

ジョエル・エンビード&ポール・ジョージ

これまでエンビード中心のチームだったシクサーズですが、今オフにクリッパーズからポール・ジョージが加入しました!

またチームには24歳の注目若手で、昨年初めてオールスターにも選出されたタイリース・マクシーも所属。

これで、「エンビード&ジョージ&マクシー」という破壊力抜群のビッグ3が誕生!

一気に優勝候補へと変貌しましたが、現在はエンビードが怪我で長期離脱中。

今季の優勝はかなり厳しくなる予想ですが、この体制が続くなら来季以降には十分期待できます!

ラッセル・ウェストブルック

ラッセル・ウェストブルック
引用元:Wikipedia ラッセル・ウェストブルック

ウェストブルックはサンダーで10年以上プレイし、MVPや得点王を獲得。

シーズン平均トリプルダブルを3回も達成し、通算トリプルダブル数で歴代1位の記録を持つ、現代屈指のポイントガードです!

そんなウェストブルックは、2024年オフにナゲッツに移籍。

ナゲッツといえば、3度のシーズンMVPを受賞したニコラ・ヨキッチが所属するチーム!

2023年にはNBAチャンピオンに輝いています。

今季も優勝候補に挙げられ、そんなチームに加入したウェストブルックに初優勝が期待されます!

ニコラ・ヨキッチはこちらの記事で詳しく紹介しています↓

まとめ

NBA優勝は、才能ある選手たちにとって最終目標であり、チームとしての成功を象徴するものです。

スター選手たちが今後どのように優勝を目指していくのか、ファンとして注目せずにはいられません!

彼らの挑戦は、NBAというリーグの魅力そのものを物語っています。

ぜひそんなスター選手たちの奮闘を見てみてください!

 

Ken
Ken

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