NBAといえば1試合で100点を超えるような得点が入るイメージがあります。
実際、2024年のNBAで1試合に入るチーム得点の平均は115点でした!
選手個人で見れば、今シーズン得点王に輝いたのはマーベリックスのルカ・ドンチッチ。
その1試合平均得点は33.9得点で、なんとチーム得点の1/3をほぼ毎試合記録したことになります!
では、NBA選手の1試合の最高得点は何点くらいになのでしょうか?
今回の記事では以下の内容を紹介します。
・歴代NBA選手の1試合最高得点は何点?
・現役選手の1試合最高得点は?
・最高得点記録を更新しそうな期待の選手は?
この記事を読めば、NBAの記録や選手についてもっと詳しくなれますよ!ぜひご覧ください!
選手ではなく、チームの1試合最高得点はこちらをご覧ください!
歴代選手による1試合最高得点ランキング
トップ10を発表します!
順位 | 名前 | 得点 | 記録年 |
---|---|---|---|
1位 | ウィルト・チェンバレン | 100得点 | 1962年 |
2位 | コービー・ブライアント | 81得点 | 2006年 |
3位 | ウィルト・チェンバレン | 78得点 | 1961年 |
4位 | ウィルト・チェンバレン | 73得点 | 1962年 |
4位 | ウィルト・チェンバレン | 73得点 | 1962年 |
4位 | デビッド・トンプソン | 73得点 | 1978年 |
4位 | ルカ・ドンチッチ※ | 73得点 | 2024年 |
8位 | ウィルト・チェンバレン | 72得点 | 1962年 |
9位 | エルジン・ベイラー | 71得点 | 1960年 |
9位 | デビッド・ロビンソン | 71得点 | 1994年 |
1試合100得点!?ウィルト・チェンバレン
ウィルト・チェンバレンは、身長216cm・体重125kgの圧倒的なフィジカルを持ち、NBA史上最も支配的なセンターの一人と呼ばれています!
1959年にフィラデルフィア・ウォリアーズ(現ゴールデンステート・ウォリアーズ)でNBAデビューを果たし、その後レイカーズや76ersでプレーしました。
通算得点31,419点(平均30.1点)、リバウンド23,924回(平均22.9回)という驚異的な記録を持ち、4度のMVP受賞や2度のNBAチャンピオンに輝いています。
また、彼は7フッター(=身長7フィート以上の選手)の先駆者として、
そのプレースタイルとフィジカルの強さで後の世代に多大な影響を与えました。
そんな彼が100得点を記録したのは、1962年3月2日に行われたニューヨーク・ニックス戦!
この試合、ニックスのインサイドでスターターを務めていた選手が欠場。
そのためインサイドが手薄になり、そこをチェンバレンが徹底的に攻め、チームも彼にボールを集めます。
結果、FGを36本、フリースローを28本決め、見事100得点を達成するのです!
なお、1位以下のランキングを見てもらって分かる通り、この1962年シーズンのチェンバレンは空前絶後の大活躍。
シーズン全体で平均得点50.4点という、今では到底実現し得ない記録を残しました!
チェンバレンもランクインする歴代通算得点ランキングはこちら!
天性の点取屋!コービー・ブライアント
2位にランクインしたのは、コービー・ブライアントの81得点!
コービーは、1996年のNBAドラフトでホーネッツに全体13位で指名され、その直後レイカーズにトレードされました。
以降、レイカーズ一筋で20シーズンを過ごし、5度のNBAチャンピオンに輝きました。
また、18回のNBAオールスター選出、2回のファイナルMVP、そして2008年のシーズンMVPを獲得。
2000年代のNBA代表するスーパースターとなりました。
コービーは圧倒的な得点能力と競争心で知られ、試合の勝負を決めるシュートを幾度となく沈めてきました。
それゆえ彼の愛称は”ブラックマンバ”(狙った獲物を99.9%の確率で沈める世界一危険な猛毒蛇)!
その愛称から、コービーの持つ強靭なメンタリティも”マンバ・メンタリティ”と呼ばれています。
そんなコービーが81得点を記録したのは、2006年1月22日のトロント・ラプターズ戦!
41分56秒の出場時間で、FG成功率60.9%(28/46)、3P成功率53.8%(7/13)、フリースロー成功率90%(18/20)を記録します。
その試合のハイライト映像がこちら!今見ても鳥肌が立ちます!
現役選手による1試合最高得点ランキング
続いて現役選手だけのランキングです!
順位 | 名前 | チーム | 得点 | 記録年 |
---|---|---|---|---|
1位 | ルカ・ドンチッチ | マーベリックス | 73得点 | 2024年 |
2位 | デイミアン・リラード | バックス | 71得点 | 2023年 |
2位 | ドノバン・ミッチェル | キャバリアーズ | 71得点 | 2023年 |
4位 | ジョエル・エンビード | 76ers | 70得点 | 2024年 |
4位 | デビン・ブッカー | サンズ | 70得点 | 2017年 |
6位 | ヤニス・アデトクンボ | バックス | 64得点 | 2023年 |
7位 | デビン・ブッカー | サンズ | 62得点 | 2024年 |
7位 | カール・A・タウンズ | ウルブズ | 62得点 | 2024年 |
7位 | ステフィン・カリー | ウォリアーズ | 62得点 | 2021年 |
10位 | ジェイレン・ブランソン | ニックス | 61得点 | 2024年 |
この2年くらいで70得点がたくさん出てるね!
そうなんだよ!
だから歴代記録の更新もひょっとしたらあるかも
特に注目の選手はいる?
もちろんいるよ!3人紹介するね!
リーグ屈指のスコアラー!ルカ・ドンチッチ
1位に輝いたのは歴代ランキングでも4位に入ったルカ・ドンチッチの73得点!
ドンチッチはスロベニア出身で、13歳でスペインの名門レアル・マドリードのユースチームに加入。
16歳でトップチームデビューを果たし、2018年には最年少でユーロリーグMVPを獲得するなど、欧州で圧倒的な実績を残します!
そして、2018年のNBAドラフトで全体3位指名を受け、直後にホークスからマーベリックスへトレードされ、そのNBAキャリアをスタートさせました。
ルーキーシーズンから高いパフォーマンスを見せ、新人王を受賞。
以降、オールスターに5回選出、オールNBA1stチームにも5回選出されるなど、NBAでもトッププレイヤーとしての地位を確立しています。
また、今季は自身初の得点王を獲得!リーグ屈指のスコアラーとなりました。
ドンチッチは身長201cm・体重104kgで、PGとしては大柄な選手ですが、優れたパスセンスと得点力を持ちます。
またそのサイズゆえ、ガード以外のポジションもこなせるポジションレス選手となっています。
そんなドンチッチが73得点を記録したのは、2024年1月26日のホークス戦。
その試合の動画がこちらです!
なんか速く動いているって感じがあまりしないね
いいところに気づいたね!
ドンチッチはスピードは遅いけど、緩急のある動きが特徴なんだ
緩急ということは、
速く動いたり、ゆっくり動いたり?
そういうこと!
ゆっくり動いてたのに急にスピードを上げたりするから相手が付いていけなくなるんだ
圧倒的得点力!ジョエル・エンビード
4位に入ったのは76ersのエース、ジョエル・エンビード!
バスケの名門カンザス大学から、2014年のドラフト全体3位で76ersに入団しました。
足の怪我のため最初の2シーズンを欠場しましたが、2016-17シーズンにデビューすると即座にインパクトを与え、オールルーキーチームに選出。
以降、エンビードは76ersの中心選手として活躍し、
7度のNBAオールスター選出、オールNBAチーム選出、2度の得点王受賞などを果たしています。
そして2023年には自身初のシーズンMVPを受賞し、リーグを代表するスター選手となりました!
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そんなエンビードは圧倒的な得点力と守備力を兼ね備えており、特にポストプレーとアウトサイドシュートの両方で得点できる能力のが特徴です。
2022年と2023年にはNBA得点王に輝き、2024年は規定試合数に達しなかったため得点王を逃しましたが、ドンチッチを超える平均34.7得点を記録。
もし規定に達していれば3年連続得点王という偉業達成でした。
そんなエンビードが70得点を記録したのは、2024年1月22日のスパーズ戦。
その試合の動画がこちらです!
背も高くて、体も大きいのにステップもシュートもすごく上手いね!
本当にその通り!
ビッグマンの常識と歴史を変えた選手の一人だよ
若きスター!デビン・ブッカー
このランキングで唯一2回登場しているのがデビン・ブッカーです!
ブッカーは、ケンタッキー大学で1年プレーし、2015年のNBAドラフトでサンズに全体13位で指名されました。
ルーキーシーズンから即戦力として活躍し、2年目の2017年3月24日にはセルティックス戦で70得点を記録!
NBA史上最年少で60得点以上を記録した選手となりました。
なお、70得点以上が記録されるのは、2006年のコービーの81得点以来、実に10年以上ぶりの快挙でした!
その試合の動画がこちらです!
動画を見てもらえるとわかるのですが、とにかくどこからでもシュートを入れられる選手です。
特に精度の高い3ポイントシュートやミッドレンジシュートはディフェンスも難しく、大きな武器となっています。
2024年1月27日のペイサーズ戦ではキャリア2位となる62得点を記録。
まだ27歳の若い選手だけに、もしかしたら歴代記録の更新もあるかも…と思ってしまいます!
まとめ
今回はNBA選手の1試合の最高得点ランキングを紹介しました。
試合全体で100点くらい入るイメージのあるバスケで、まさか一人の選手だけで100点取ったことがあるとは驚きでした!
また、ここ数年は60得点以上を記録する選手が多発。
もしかしたら歴代記録を更新する選手が来年あたり出てくるかもしれません!
今回注目した3選手以外にもその可能性を持った選手がいますので、ぜひそんなNBAを観てみてください!
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