NBAのファンなら、次の質問を一度は考えたことがあるのではないでしょうか!
「歴代で最も優勝回数が多いチームはどこ?」
「まだ優勝したことないチームはどこ?」
これらは、NBAの歴史と現代を知る上で実はとても重要なテーマです!
今回の記事では、NBAの優勝回数ランキングの一覧と共に、優勝を経験していないチームについても詳しく解説します。
この記事を読めば、NBAの歴史の深みに触れると共に、未優勝チームの挑戦にも興味を持てると思います!
今回の内容は…
・歴代優勝回数最多のチームは?
・まだ優勝したことないチームってあるの?
ぜひご覧ください!
NBA歴代優勝回数チーム一覧!
2回以上優勝しているチームのランキング表です!
順位 | チーム名 | 優勝回数 |
---|---|---|
1位 | ボストン・セルティックス | 18回 |
2位 | ロサンゼルス・レイカーズ | 17回 |
3位 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 7回 |
4位 | シカゴ・ブルズ | 6回 |
5位 | サンアントニオ・スパーズ | 5回 |
6位 | マイアミ・ヒート | 3回 |
6位 | デトロイト・ピストンズ | 3回 |
6位 | フィラデルフィア・76ers | 3回 |
9位 | ミルウォーキー・バックス | 2回 |
10位 | ヒューストン・ロケッツ | 2回 |
11位 | ニューヨーク・ニックス | 2回 |
永遠のライバル!レイカーズとセルティックス
最多優勝はセルティックスの18回でした!
そして、2位はレイカーズの17回。
この両チームは3位以下を大きく引き離し、他の追随を許さない圧倒的な優勝回数を誇っています。
そんな両チームは、永遠のライバル関係にあります。
特に熾烈だったのは1980年代。
この時代のレイカーズといえば、マジック・ジョンソン!
そして、セルティックスといえば、ラリー・バード!
この2人の偉大すぎるレジェンドの存在で、ライバル関係が史上最も熾烈だった時期となりました。
この2人に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています↓
長い低迷期を抜け黄金期を掴んだウォリアーズ
3位となったのは、優勝7回のウォリアーズ。
1947・1956・1975年に優勝してから、次に優勝したのは2015年。
この間の40年はウォリアーズにとって本当に長い低迷期になりました。
1980年代~1990年代前半までは、まだプレーオフに出ることもありましたが、
1995年以降はチーム内のトラブル等もあり、リーグ屈指の弱小チームでした。
そんなチームが大きく変わるきっかけとなったのが、2009年のドラフト!
このドラフトでウォリアーズが指名したのが、後にNBA史上最強の3ポイントシューターとなるステフィン・カリーです!
さらに2011年のドラフトで、こちらもリーグ屈指の3ポイントシューターとなるクレイ・トンプソンを獲得。
そして、2012-2013シーズンで、カンファレンスファイナルまで進出。
長い低迷期を抜け、ついにウォリアーズが復活したのです!
カリーとトンプソンについてはこちらの記事で詳しく紹介しています!
以降のウォリアーズは、以下のように黄金期を形成します。
2014-2015シーズン:40年ぶりの優勝
2015-2016シーズン:前人未到のシーズン73勝達成。しかし優勝には届かず…
2016-2017シーズン:王座奪還
2017-2018シーズン:連覇達成
2021-2022シーズン:再び王座へ
伝説の73勝についてはこちらの記事をご覧ください!
マイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズ
ブルズの優勝6回は、全てマイケル・ジョーダン在籍時のものです。
その優勝年は、
「1991・1992・1993年、1996・1997・1998年」という3連覇が2回という偉業になっています。
NBAでは3連覇することを「スリーピート(Three-peat)」と呼びますが、
NBAの中でも至難の業とされる偉業です。
3連覇ってそんなに難しいの?
実はスリーピートを達成したのは、過去に3チームしかないんだよ!
具体的には、
そんなスリーピートを自身の在籍時に二度も達成したジョーダンは、まさに”バスケの神様”でした。
しかし、ジョーダンは1999年1月に引退を表明。
ブルズも優勝チームを完全解体する方向で動いていたため、ここから低迷期に入ります。
2010年代にデリック・ローズの活躍などで、輝きを取り戻しかけましたが、再び低迷期に入り。現在に至ります。
優勝したことないチームはあるのか?
NBAで優勝を経験していないチームは全部で10チームあります!
チームの創設年と共に、以下の表で紹介します。
チーム名 | 創設年 |
---|---|
ブルックリン・ネッツ | 1967年 |
インディアナ・ペイサーズ | 1967年 |
フェニックス・サンズ | 1968年 |
ロサンゼルス・クリッパーズ※ | 1970年 |
ユタ・ジャズ | 1974年 |
シャーロット・ホーネッツ※ | 1988年 |
オーランド・マジック | 1989年 |
ミネソタ・ティンバーウルブズ※ | 1989年 |
メンフィス・グリズリーズ※ | 1995年 |
ニューオーリンズ・ペリカンズ※ | 2002年 |
NBAファイナルに進出したことのない5チーム
表の中で※をつけたチームが、NBAファイナルに進出したことのない5チームです。
「絶対に初優勝を掴む!」と意気込む5チームの中で、注目なのは次の2チームです。
①グリズリーズ
②ティンバーウルブズ
日本の河村勇輝所属!メンフィス・グリズリーズ
メンフィス・グリズリーズは、1995年にカナダのバンクーバーで創設され、2001年にメンフィスに移転し誕生したチームです。
強固なディフェンスを重視する「グリット・アンド・グラインド」スタイルで知られ、2000年代後半から2010年代初頭にかけて成功を収めました。
しかし、近年はプレーオフ序盤での敗退が続き、ついに昨シーズンはプレーオフ進出すら逃す状況となってしまいました。
そんなグリズリーズですが、なんと今季は現在カンファレンス2位!
その要因は…
①エース!ジャ・モラントの復帰
前シーズンは25試合の出場停止と肩の怪我で9試合のみ出場。
しかし、今シーズンは完全に復帰し、平均21.2得点、7.9アシストを記録
②中心選手の健康と安定
ジャレン・ジャクソンJr.:平均21.9得点、1.5スティール
デズモンド・ベイン:平均15.4得点、4.8アシスト
マーカス・スマート:今季新加入し、チームの守備力を強化
ザック・エディ:ルーキーながら、フロントコートに新たな存在感
そんなグリズリーズには今季、日本の河村勇輝選手が2way契約で加入しました!
初優勝、そしてその場面に日本人がいるかもしれないと思うとワクワクします!
昨季西カンファレンス準優勝!ティンバーウルブズ
昨季、西カンファレンスの準優勝に輝いたのがミネソタ・ティンバーウルブズ!
その中心にいるのが、若き大エースアンソニー・エドワーズ
NBAで最も素晴らしいディフェンスプレーヤー!ルディ・ゴベア!
これらの選手を中心に、若手とベテランの融合で昨季は快進撃を続けてきました。
今季はフランチャイズ・プレーヤーだったカール・アンソニー・タウンズを放出する衝撃のトレードもありましたが、それでもエドワーズを中心とするチームは弱くはありません。
昨季の経験もプラスに働けば、ひょっとするとひょっとするかもしれません!
タウンズの衝撃のトレードの詳細はこちら↓
NBAファイナルで勝ったことのない5チーム
表の中で※がついていない5チームが、「NBAファイナルには進出したけど勝ったことがない」チームです。
この5チームの中で、すでにシーズン終了となってしまったのがジャズとネッツ。
それ以外の3チームはポストシーズンへと進んでいきますが、この中で個人的に優勝可能性があると思うのがサンズです。
2021年にNBAファイナルに進出するも、バックスに惜敗。
以降は2年連続でカンファレンス準決勝で敗退しています。
そんな惜しい戦いが続くサンズですが、主力メンバーは充実しています。
チームのエースは、28歳のデビン・ブッカー。
ミドルレンジ、3ポイント、そしてドライブインなどもできる生粋のスコアラーで、
2017年には、史上6人しか達成していない「1試合70得点」を記録しています!
このブッカーだけでも十分脅威なのですが、
サンズにはさらに、ケビン・デュラントがいます。
デュラントは現役選手ながら、歴代通算得点ランキングで10位に入るレジェンドです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください↓
この2人を擁するだけで十分、優勝候補の一角と考えて良いと思います!
今季も史上初のチャンピオンを手にするチームが出てくるか注目です!
まとめ
今回はNBAの歴代優勝回数について紹介しました!
80年近いNBAの歴史の中で、さまざまなチームが優勝を手にしてきました。
その中でも抜き出ているのが、レイカーズとセルティックスでした。
一方で、優勝したことのないチームの中にも優勝候補となるチームがいます。
果たしてどんな結末が待っているか、とても楽しみです!
ぜひNBAを観てみてください!
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