バスケットボールといえば、他の競技に比べて点が入ることで有名なスポーツです!
中学生や高校生の試合でも100点くらい入ることがあります。
では世界最高峰のプロバスケットボールリーグであるNBAでは、1試合平均何点くらいが入るのでしょうか?
高校生でも100点くらい入るんだから、120点とかでしょうか?
いや、ディフェンスも世界最高峰のはずだから100点も入らないかも…?
今回の記事では、以下の内容をお伝えします!
・NBAって1試合でどれくらい点が入るの?
・チームごとの平均得点はどれくらい?
・1試合で最も点が入った試合は?
ぜひご覧ください!
NBA各チームの平均得点(最新)
今シーズン(2023-24)のNBA全体の1試合あたり平均得点は、115.5点となっています!
次の表はチームごとの平均得点ランキングです
順位 | チーム | 平均得点 |
---|---|---|
1位 | インディアナ・ペイサーズ | 123.8 |
2位 | ミルウォーキー・バックス | 121.8 |
3位 | オクラホマシティ・サンダー | 121.4 |
4位 | アトランタ・ホークス | 121.3 |
5位 | ボストン・セルティックス | 120.8 |
6位 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 119.5 |
7位 | ダラス・マーベリックス | 118.7 |
8位 | サクラメント・キングス | 118.6 |
9位 | ユタ・ジャズ | 117.8 |
10位 | ロサンゼルス・クリッパーズ | 117.7 |
11位 | フィラデルフィア・76ers | 117.7 |
12位 | フェニックス・サンズ | 117.4 |
13位 | ロサンゼルス・レイカーズ | 117 |
14位 | ニューオーリンズ・ペリカンズ | 116.3 |
15位 | ワシントン・ウィザーズ | 114.5 |
16位 | デンバー・ナゲッツ | 114.5 |
17位 | クリーブランド・キャバリアーズ | 114.5 |
18位 | ニューヨーク・ニックス | 114.4 |
19位 | トロント・ラプターズ | 114.2 |
20位 | ミネソタ・ティンバーウルブズ | 113.8 |
21位 | ヒューストン・ロケッツ | 113.2 |
22位 | ブルックリン・ネッツ | 113 |
23位 | デトロイト・ピストンズ | 112.9 |
24位 | サンアントニオ・スパーズ | 112.1 |
25位 | シカゴ・ブルズ | 111.8 |
26位 | オーランド・マジック | 111.8 |
27位 | マイアミ・ヒート | 110.5 |
28位 | シャーロット・ホーネッツ | 108.3 |
29位 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | 107.9 |
30位 | メンフィス・グリズリーズ | 106.9 |
平均得点が高いチームは強いのか?
平均得点が高いチームは、シーズン順位も上なのかな?
次のデータを見てみてください!
平均得点順位 | チーム | カンファレンス順位 |
---|---|---|
1位 | インディアナ・ペイサーズ | 6位(東) |
2位 | ミルウォーキー・バックス | 3位(東) |
3位 | オクラホマシティ・サンダー | 2位(西) |
4位 | アトランタ・ホークス | 10位(東) |
5位 | ボストン・セルティックス | 1位(東) |
平均得点上位5チームの実際のカンファレンス順位を見ると、
ホークスを除く4チームがプレーオフ出場圏内に入る上位チームとなっています。
特にセルティックスは現在、イースタンカンファレンス首位を独走中です!
またサンダーは2位なのですが、1位との勝率差が無い2位です。
つまり、全てとは言い切れないのですが、「得点力が高い=勝率が高い」というのが、ある程度言えます。
平均得点が低いチームは弱いのか?
逆に、平均得点が低いチームはどうなんだろう?
こちらもまとめてみました!
平均得点順位 | チーム | カンファレンス順位 |
---|---|---|
26位 | オーランド・マジック | 8位(東) |
27位 | マイアミ・ヒート | 7位(東) |
28位 | シャーロット・ホーネッツ | 13位(東) |
29位 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | 14位(西) |
30位 | メンフィス・グリズリーズ | 13位(西) |
マジックとヒートは、得点力がないもののプレーオフ出場可能性のある順位でした。
一方でホーネッツ以下の3チームは残念ながら最下位争い真っ只中…。
この3チームは平均得点が110点を超えておらず、ヒートより上は全て110点を超えてきます。
つまり、データから分かることは、
110点取れるかどうかが、成績上位に入れるかどうかのラインになっている
と言うことです。
平均110点取れても、それ以上に失点してしまえば勝負には勝てません。
そのため、平均110点超えでも下位のチームはあります。
しかし、そもそも110点取ることができなければ、守備がどうあれプレーオフ出場は厳しいのかなと思います。
NBA平均得点の歴史と推移
2000年以降のリーグ全体の平均得点の推移です!
平均得点差20点以上!進化し続けるNBA
2000年以降の平均得点を見ると、最も低かった年が、2003−04シーズンの93.4点でした。
逆に最も高い年は、現在の2023−24シーズンで115.5点。
その差はなんと20点以上もあります。
これほどまでに得点数が伸びているのは、以下の理由があげられます。
・速い攻撃(アーリーオフェンス)
・3ポイントシュートの増加
・ショット精度の上昇
1つ目のアーリーオフェンスというのは、近年のNBAの大きなトレンドの一つです。
簡単にいうと、
ボールを奪ってからシュートまでの時間を短くする
落ち着いて攻撃するほうが点が入りそうだけど…
自分達が落ち着いて攻撃できるということは、相手も落ち着いて守備できるということなんだよ
つまり、現在のNBAは相手守備のフォーメーション等が整う前にシュートを打つことで、得点を伸ばしているのです。
また、アーリーオフェンスを展開することで、1試合の攻撃回数が単純に増えます。
それによっても得点が伸びているというわけです。
2015年以降になぜ急上昇?
2015年からはすごい勢いで伸びてるけど何かあったの?
ウォリアーズのカリーが台頭してきたんだね!
ステフィン・カリーといえば3ポイント!
彼の登場で、リーグ全体が3ポイントを重視するようになり、得点が伸びていったのです。
3ポイントについてはこちらの記事で詳しく解説しています!
誰が、どこからでもゴールを狙える現代のNBA
最後のショット精度の上昇ですが、要は、一人ひとりのシュート成功率が上がっているということです。
難しい体勢、長い距離、人がたくさんいるインサイド、
少し前だと、「そこからはシュート入らないでしょ」っていう状況も、現在の選手はポンポン入れてきます。
本当に個々人の能力が上がっているなと思います…
それに加えて、以下のような現象が起きています。
各ポジションの選手が固定された場所でシュートを狙うのではなく、
どこからでもシュートを狙ってくる、しかもそれが入ってしまうという現象が起きています。
わかりやすいのは、センターが3ポイントシュートをどんどん入れてくること。
一昔前なら、センターのようなビッグマンが3ポイントシュートなんて有り得ませんでした。
それが今は普通なのです。
これは守る方としたら本当に大変です…。
こうやってさまざまな部分でNBA全体が進化を続けた結果、平均得点が伸びているわけです!
NBA歴代の1試合最高得点
デトロイト・ピストンズが1983年12月13日に記録した「186点」です!
この試合はオーバータイム(=延長)が3度も続く接戦で、
なんと対戦相手のデンバー・ナゲッツも183点を記録しています。
両チーム合わせて369点も入ったすごい試合になったんだよ!
1980年代のピストンズは強豪チームでした。
PGには伝説のPG、アイザイア・トーマス。
Cにはビル・レインビア、
SGにはヴィニー・ジョンソン。
さらに1986年のドラフトでは伝説のPF、デニス・ロッドマンを獲得します。
そんなピストンズは、強力なディフェンスと荒いプレースタイルから「バッドボーイズ」と呼ばれました。
ちなみに、オーバータイムを含めなかった場合の1試合の最高得点は、「173点」です!
これは2度記録されていて、
48分で173点ですから、得点が入るスピードはピストンズの186点よりも速いです。
両チームのファンからすれば楽しい試合だったかもしれません!
まとめ
今回はNBAの1試合の平均得点と、歴代の最高得点を紹介しました!
平均得点の推移からは、過去と現在のNBAの違い、
そして現在のNBAの特徴を知ることができました。
また1試合の歴代最高得点は186点でした!
さすがに現在のNBAでこのスコアが出ることは考えられないのですが、
年々平均得点が上昇していることを考えると、10年後にはもしかしたらこの記録を抜く記録が出るかも…!
両チーム合わせて200点を超えるNBAは、どの試合も最後まで目が離せません。
ぜひそんなNBAを見てみてください!
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